ウォールト・ディズニー・コンサート・ホール
(観光地や映画ロケ地紹介の第16回目)
ウォールト・ディズニー・コンサート・ホール
2008年11月、カリフォルニやグランド・キャニオンなどの旅行で行った観光地や映画のロケ地紹介の第16回目は、ウォールト・ディズニー・コンサート・ホール (Walt Disney Concert Hall)です。(このホールのサイトは、『ロサンゼルスフィルハーモニー』ページからホール紹介ページをご覧下さい。また、このホールの航空写真や地図は、ここからどうぞ)
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ウォールト・ディズニー・コンサート・ホール (斬新な形状をした建物、ビデオ映像より)
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あらかじめ先に書いておきますが、私のような者は、ついつい「ディズニー」と名前が付けばレジャーランドやミッキーマウスなどを連想します。しかし、このコンサート・ホールは、その名の通り、音楽ホールで、しかもロサンゼルス・フィルハーモニーの本拠地のホールなのです。基本的にレジャーランドとは、関係ないと思われます。
私は、このウォールト・ディズニー・コンサート・ホールの外観を見た瞬間、今までの日本国内にある音楽ホールや劇場などと比べて、驚きました。右の写真は車上から撮ったもので外観の極一部分しか写っていないため大変分かりにくいですが、とくかく第一印象、斬新なイメージに思えました。
また、この写真には写っていませんが、当然、建物も玄関もあれば普通のガラス窓や外壁もありました。しかし、特徴的なのが金属パネルみたいなもので、丸い形状のもの、湾曲した四角い形のもの、見方によっては羽みたいに見えるものなど様々なデザインが施してありました。
あと、この何とも表現しにくい、この幾何学的な外観は、その日の天候や太陽光線の関係上、刻々と表情も変わるようです。私は当然見ていませんが、朝日や夕陽の時には、どのようになるのか見てみたいなあとも思いました。
運転手さんの説明によると、この建物が出来上がった当時は、みんな、「なんだろうなあ?」「中に何があるのか?」などと本当に驚かれたと言うことです。「しかし、何でも見慣れてくると、不思議と驚かなくなってくるねえ」とも話されていました。さらに、「この建物は、故ウォルト・ディズニー氏の夫人が建築費用を出して建てられ、それから市に寄付し、現在はロサンゼルス・フィルのコンサートホールになっている」、「内部の音響効果は、名前は忘れたが日本の会社が造ったようだ」との説明がありました。
私達は、ここでトイレ休憩しましたが、外観に比べ内部は驚くほどの形状ではありませんでした。それでも壁などは普通のビルなら直立や直線形が多いのが一般ですが、外部が湾曲している関係か、そんな感じに見える所もありました。 音楽のクラッシック・ファンだけでなく、建物に興味ある方でも、この周辺に行かれたら外観だけでも、ゆっくり眺められたらいいのではないかと思えました。
(掲載日:2011年4月5日)