<撮影メモ>
このページ掲載のルリマツリの花は、所用で今富町の民家へ行った機会、道路脇に咲いていたものです。この花は、下記の事典を参考にすれば南アメリカ原産です。花の名前のルリマツリと呼称されているのは、茉莉花(ルリカ)=ジャスミンに似ており、花弁の淡い色が瑠璃色(るりいろ)なので、そう呼ばれているいるようです。
ここで、ルリマツリについて、世界大百科事典 第2版の解説を引用しますと、次の<>内の通り書いてあります。
< ルリマツリ(leadwort)=南アフリカ原産のイソマツ科の草状低木(イラスト)。枝先に淡青色で径2.5cmくらいの花筒の先が5裂した美しい花を多数つけ,温室ではほとんど年中開花する。鉢物とされ,また暖地や熱帯地方では庭園木として利用される。高さ約1.5mで枝分れし,枝先はややつる状となり,生育はよい。葉は長楕円形で先が少しとがり,長さ約6cm,短い葉柄をもつ。葉の基部には3〜4枚の小さな葉を叢生(そうせい)する。2枚の円腎形の托葉状のものがつくが,葉状の托葉はなく,腋芽(えきが)の葉である。>
先の道端で、たまたま、ここの家の奥さんにお会いして、お話を聞きますと、その内容は次の「」内通りでした。 「花の名前は、ルリマツリという。残念ながら盛りを過ぎているが、もう少し前までは、もっと綺麗に沢山咲いていた。早く来て写真を撮ってもらいたかったなあ」
上記の百科事典の解説にある通り、南アフリカ原産のようなので、日本古来からある花のように、どこの町内でも至る所で見かける花ではないのかなあと思いました。次に機会あれば、もっと早目に来て撮ってみたいものです。
|