<撮影メモ> この花の種類で、ガクウツギ(額空木)と、コガクウツギ(小額空木)とがあるようです。私は、その違いが全く分からず、今回のページに掲載しています。ホームページ上でも、いくつかの花写真ページには片方づつ、あるいは両方とも載っています。私が今回撮った写真が、どちらの花なのか自信がないのですが、このページには一応「ガクウツギ(額空木)」として掲載していますので、あらかじめご了承願います。
このガクウツギ(額空木)について、国語辞典の大辞泉は、次の<>内の通り書いてあります。< ユキノシタ科の落葉低木。山地に自生。よく枝分かれし、長楕円形の葉をつける。5、6月ごろ、枝先に、白色の装飾花に囲まれた多数の小花をつける。 >
私が、この花を撮影したのは、大村市中岳町南川内からの鳥甲岳(769m)へ登山する時の山道でした。登山道そばには杉やヒノキを始めとする樹木や、沢山の草もありました。そのような中、この白い花弁を付けたガクウツギ(額空木)は、けっこう遠くからでも、「あそこに白い花が咲いている」と分かるものでした。
あと、他の花が咲いていないか探しても見たのですが、この時季はこの一種類だけで、ところどころに群生している感じで見られました。この鳥甲岳の登山コースは、そう長い距離ではないのですが、それでも私のような中年には堪えるものです。
回りが濃い樹木や葉っぱに囲まれて、その中に凛として咲く白い花を見つけると、しばし登山疲れを忘れて、ほっとしました。ついでに、カメラのシャッターを押す口実をも設けて休憩もしていました。
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