<撮影メモ> この日、私は山口県長門市へ行ってました。バスツアーで目的地の長門市にある青島海岸公園へ行く前に休憩で立ち寄った仙崎港(せんざきこう)周辺に今回掲載のツバキ(椿)が咲いていました。改めて撮影後、ツバキ(椿)を国語辞典の大辞泉で調べてみると、次の<>内の通り書いてありました。
<1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し、多数の雄しべも基部が合着している。果実は球形で、秋に熟すと厚い果皮が裂けて黒い種子が現れ、種子から椿油をとる。ワビスケなど多くの品種があり庭木としても重用される。ユキツバキ・トウツバキとの交雑も行われ、白・桃色などの花もある。《季 春 実=秋》「―落ちて昨日の雨をこぼしけり/蕪村」 >
この日、日本海の海岸沿いの撮影と言うことで、まるでスキー場に行くような防寒対策までしていたのですが、そんな中、目立つ赤い花のツバキ(椿)は、やはり”寒空にも負けないで咲く花”言うイメージがしました。
あと、このツバキ(椿)は長崎県の県花にもなっています。また、五島列島の名産の一つして知られているのが椿油(つばきあぶら)です。この油は、椿の種子からとれるもので綺麗な黄色で独特の香りがして、食用油や髪油などにもなります。さらには、手や体に塗り込んでスキンケアみたいに使用されている人もいます。
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