<撮影メモ> 大村市東野岳町には長崎県立公園の一部にもなっている美しい野岳湖があります。(ただし、2013年現在、工事中です)この湖畔には、桜、もみじ、新緑、つつじ、サツキ、その他様々な花や木々があります。今の時季は、しだれ桜やつつじ類が見られます。
ここで、改めて国語辞典の大辞泉で、久留米つつじを調べてみますと、次の<>内のことが書いてありました。 < 久留米つつじ=ツツジ科の常緑低木。ミヤマキリシマの一品種で、久留米地方で改良されたもの。>
私は、このツツジを以前から何回か撮っていました。しかし、恥ずかしながら、この品種が一般に見られるツツジなのか、はたまた花の小さな形からしてサツキなのか知りませんでした。ただ、咲く時季は、いつもツツジの時季と同じでしたから「たぶんツツジの品種だろう」と考えていました。
今回も撮影しに行ってましたら、通りがかりの方から「それは久留米ツツジでしょう」と教えて頂きました。その後、インターネット検索で調べてみましたら、似たような花写真があったので、今回掲載したところです。
一般に良く見るツツジが、これみよがしに「自分の花を見てくれ!」と言わんばかりに大きいのに比べ、この久留米ツツジは「よろしければ、ご覧になって下さいませ」と言っているような、そんな小粒で上品な感じにも見えます。ただし、右側写真でもお分かりの通り、花の数は大変多いですが。
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