<撮影メモ> 大村市福重地区(旧・福重村=現在は大村市立福重小学校の校区で10町)は、通称「フルーツの里ふくしげ」と呼ばれるくらい果実の生産地です。その中でも、特に、長崎県内外で有名なのが福重梨です。主な品種は、(各梨園によって当然違いますが)幸水、豊水、秋月、新高、新興などがあります。主な生産地(町名別)は、弥勒寺町、福重町、皆同町、今富町などです。収穫シーズンは、8月上旬〜11月上旬頃まで品種別に続きます。
ここで、改めて国語辞典の大辞泉で、梨(なし)を調べてみますと、次の<>内のことが書いてありました。 < 梨(なし)=バラ科ナシ属の落葉高木。葉は卵円形。春の終わりごろ、白い5弁花をつけ、秋に大形で果皮に斑点のある実を結ぶ。果樹として栽培され、二十世紀などの青ナシと長十郎などの赤ナシがある。ナシ属には西洋ナシ・中国ナシなども含まれ、品種が多い。ありのみ。(季 実=秋 花=春)>
閲覧者の方で、食べる梨の実はご存じでも、その花となるとご覧になった方は、そう多くはないかと勝手に想像しています。上記写真でお分かりの通り、白くて花弁も広く、なかなか見栄えのするものです。ただし、撮影者の私は、この梨の品種までは知りません。
食いしん坊の私は、花を撮影しつつも早速、心は「あー、この花から実がなった8月には最初に食べれるなあ。台風などが来ませんように、たくさん食べたいから豊作でありますように」と願いながらシャッターを押しました。各農家のご努力が、美味しい福重梨の賜物でもあります。今年も閲覧者の皆様、福重梨の実る頃、食べに、梨狩りに、購入に福重地区にいらっしゃって頂けないでしょうか。
(蛇足ですが、福重地区の歴史や行事などは私が管理人の『福重ホームページ』のご参照を)
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