<撮影メモ> この藤の花は、黒木町を車で走行していましたら偶然見つけました。そして、近寄ってみましたら人の手入れなどは全くなく、自然そのもので自生しているようでした。
ここで、改めて日本大百科全書(小学館) で、藤を調べてみますと、次の<>内のことが書いてありました。 < 藤(フジ)=マメ科の落葉藤本(とうほん)(つる植物)。昔、大阪の野田がフジの名所だったので、ノダフジともいう。つるは右巻きで樹皮は灰色。葉は互生し、奇数羽状複葉で長さ20〜30センチメートル。小葉は11〜19枚、卵状長楕円(ちょうだえん)形で長さ4〜10センチメートル、先はとがり、質は薄い。若葉には毛があるが、のちになくなる。5〜6月、枝先に長さ30〜90センチメートルの総状花序を垂れ下げ、下部から先へ順々に淡紫色または紫色の花を開く。(後略)>
藤の花と言えば、全国各地に観光名所みたいにして大変綺麗な所も、これまで見た記憶があります。しかし、この藤の花は、目立つような色彩でもないし、派手さもないと感じました。しかし、植物の生命力と言いますか、どんな場所でも、ひっそりと、でも力強く生きている藤もあるのだなあと思いました。
|