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花写真集

石斛(セッコク)


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撮影場所:
東彼杵町 蔵本郷(彼杵神社)
撮影日時:2016年5月5日
 掲載年月日:2016年5月9日

  <撮影メモ> 石斛(セッコク)について、国語辞典の大辞泉で調べてみますと、下記のことが書いてあります。

 セッコク(石斛)=ラン科の常緑多年草。森林の岩や老木に着生し、高さ約20センチ。茎は棒状で節が多い。葉は肉厚で披針形。夏、葉の落ちた茎の先に白または淡紅色の花をつける。観賞用に栽培もされ、漢方では強壮・消炎薬に用いる。

 私は恥ずかしながら、この花について今まで何も知りませんでした。上記撮影日(2016年5月5日)に、私は東彼杵町にあるいくつかの史跡を撮影しようと出かけました。東彼杵町役場から、そう遠くない所を海(大村湾)側方向へ歩いていますと、たまたま道路の右脇に鳥居が見えていました。

 ちょっと寄り道しようと思い参道を進み、さらに奥の境内や社殿がある所まで行きました。社殿などの写真撮りながら、境内を丁寧に掃除している方に挨拶しました。すると、「あそこの木に、石斛(セッコク)の花が咲いているから撮ったら」と教えて頂きました。

 全体の樹高は10m強の高木の地上から3〜4メートル地点に、淡いピンク色の可憐な花が咲いていました。さらに、「上の方だけでなく、下側には白い花もあるから、そっちも見て」とも言われました。そして、私は、角度を変えながら合計で7枚写しました。

 上記の国語辞典は、後で確認しましたが、その前に撮影時点でも、石斛(セッコク)は何かの樹木に、「ヤドリギ」みたいに生えているのは直ぐに分かりました。つまり、他の木に、着生して育ち、そして花を付けていると言うことです。

 淡いピンク色の可憐な花に似合わないような、なかなか、たくましい生育でもあります。あと、この花がラン科であることについても、やや驚きました。あと、今の時季、新緑や樹木の幹が背景になり、いい色合いにも見えました。


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