＜撮影メモ＞　サボテンについて、国語辞典の大辞泉で調べてみますと、下記のことが書いてあります。

サボテン＝＜語源は、(ポルトガル)sabao（石鹸）と「手」を合成した語の転など諸説ある＞
　１ サボテン科の植物の総称。茎は多肉質で、葉はとげ状。花は花びらと萼(がく)の別がない。南北アメリカの乾燥地によく生え、約2000種が知られ、ウチワサボテン・ハシラサボテン・コノハサボテンに分けられる。園芸植物として栽培もされる。カクタス。シャボテン。《季 夏》「―の奇峰を愛す座右哉／鬼城」

　 ２ 葉や茎が著しく多肉化した植物の総称。乾燥地にみられる。→多肉植物 [補説]「仙人掌」「覇王樹」とも書く。。

　たまたま、用事があって立ち寄った家の庭先、石垣の上にサボテンがあり、花が咲いていました。サボテンと言えば、これまで例えば今回のように低くて高さ10cm内外のものから、3mを軽く越しているような品種まで様々見てきました。

　サボテンの花についても、同様に色々と見てはいましたが、今回のように写真を10数枚撮ったのは初めてでした。色合いは、薄いうすい紫かピンク色みたいです。あと、あくまでも花弁中心部だけですが、一瞬「(月下美人の仲間である)ドラゴン・フルーツ」にも似ているかなあとも思いました。

　話は上記の事柄と違うのですが、今回撮影しながら次の曲を思い出しました。それは、『サボテンの花』(作詞・作曲：財津和夫氏、歌：チューリップ、1975年2月5日に発売)です。この曲は、フォークソングのスタンダード・ナンバーで、テレビやラジオなどでも良く取り上げられていますね。

　私も、この曲は好きでメロディーラインも当然いいのですが、歌詞も良くて歌われている言葉一つひつの内容が、まるで情景として浮かんでくるような雰囲気があります。さらに、財津さんの真面目で丁寧な歌い方が、万人の心を打つ素晴らしいものです。