聞いた言葉・第49回目、『こねこものがたり』
こねこものがたり
今回の言葉に出てくる『こねこものがたり』は、2004年8月、大村市立福重小学校の校長先生から聞きました。(ご参考までに、この福重小学校は、私の母校です。当時私は、それはそれは出来の悪い生徒でそのまま変わることなく大きくなり、今もこの小学校や地域の方々には、ご迷惑をかけつつも、大変お世話にもなっています)
この時の様子をデジタルカメラで撮られた写真をもとに、文字入りの説明を加え12枚のスライドデータを作成されました。これを「長崎っ子の心を見つめる教育週間」の時、プロジェクターで子どもたちに映写されました。 その時、子どもたちは子猫の写真などに最初「可愛い」と言ってスクリーンを見ていたそうです。でも、「この猫はたまたま、ひろわれて育てられたけど、長崎県だけでも1年間に13794匹すてられている。また、やむを得ず処分もされている」との説明をしたところ、子どもたちの中から「命は大切にしないとね」と言った反応もあったそうです。 その後、このことに注目された西日本新聞社の方が記事にされ、2005年1月6日付けの新聞に(西日本新聞・長崎版、28ページ「ながさきWIDE」写真入り、6段記事、約Aサイズの半分強の大きさで)掲載されました。内容は、大村市立福重小学校・校長先生の捨て猫物語を中心に、命の大切さを語られていることの紹介です。見出しだけですが、下記の通りです。 「小さくても大切な命」 「HPに捨て猫の物語」 「少年事件の続発を憂慮 小中生に呼び掛ける」 |