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(手前が)フライトホフ広場、(奥左側の塔が) 聖ヤンス教会、(中央やや左の塔は) 聖セルファース教会、(右端側は広場にあった)観覧車
ミニトレインと駅舎( フライトホフ広場の北西部にあった)
( 手前側)屋外スケート場、(左側の赤い塔が) 聖ヤンス教会、(中央部は) 聖セルファース教会
(右側が) 聖ヤンス教会、(奥側全体は) 聖セルファース教会

マーストリヒト市内観光その12

2013年12月23日
(オランダ時間)
 前ページには、マーストリヒトでの2日目で晴天下、聖セルファーズ橋、元教会の世界一美しい書店など見学したことを書きました。特に、オランダ晴れみたいな青空のもとマース川に架かる聖セルファーズ橋からの市街地の眺めは、一幅(いっぷく)の絵のように素晴らしいものでした。そして、その後に行った元教会を転用した「世界一美しい書店」も、うわさにたがわず大変いい所でした。

 このページに書いていくことは、その店から歩いて直ぐの所にあるフライトホフ広場あるいは広場周辺にある聖セルファース教会と聖ヤンス教会などです。

フライトホフ広場
 元教会のセレクサイズ書店のドミニカネン店から出ました。私は、昨日行った喫茶店の外観写真を撮っていなかったので、寄り道して、その店や通りをカメラに収めました。そして、フレイトホフ(フライトホフ)通りへと進みました。この通りは、広場を囲むように四方に、その名が付けられています。

 先ほどの寄り道をしなければ、先の書店からフライトホフ広場までは、数分もかからない位置関係でした。この広場は、グーグルアースの写真から距離換算をすると南北約140m、東西約95mあるようです。変形の四角形という感じで、広場に何も置かれていない時は、ちょっとした学校の運動場並みではないかなあと思いました。

 そして、市庁舎前にあるマルクト広場よりは、一回り大きいようでした。あと、この時季だけなのか詳細は不明ながら広場内には観覧車(右側1番目写真参照)、屋外スケート場、(日本流に言うならば)ミニトレイン(右側2番目写真参照)や各種屋台などがありました。

 また、この広場を前景にして、聖セルファース教会や聖ヤンス教会を後景に入れた場合、眺めの良い場所でもあります。(子どもだけでなく大人も乗車も可能な)ミニトレインの小さな駅舎には、やや大きめの時計もあり、その針は「10時13分」を指していました。

 屋外スケート場(右側3番目写真参照)の前は、聖セルファース教会と聖ヤンス教会がさらに大きく見えてくる所で、3人で変わるがわる写真を撮りました。とりわけ、青空に映える真っ白なスケート場の氷と円錐形屋根のコントラストが良かったです。

 しばし、いい景色を眺めながら、このスケート場前からフレイトホフ通り(東側と南側)へ歩きました。ただ、進行方向右側(北側)に位置する聖セルファース教会前には、観覧車へ登る階段の施設があり、建物を撮るのに邪魔になっていました。

聖ヤンス教会
 進行方向左側(南側)の壁には、オレンジ色のプレートがはめ込まれていました。私は、オランダ語が全く分からないので正確性はないですが、このプレートの文字は、「St JANSKERK, GEBOUWD 14 EEUW.」(聖ヤンス教会、14世紀に建てられた)と読めるようです。

 さらに進むと、赤い塔がますます高く見えてきました。説明を聞くと、この塔の高さは、約70mあるそうです。また、この教会は元々、通り挟んで反対側にある聖セルファース教会の付属の礼拝堂として建てられました。そして、後でプロテスタントの教会に変わったようです。とにかく、赤い色が青空に大変目立っていました。(右側3と4番目写真参照)

 後で、教会まわりをぐるっと半周したのですが、赤い塔の西側にはものの見事に丸く刈られた樹木と真冬なのに青々とした芝生庭園がありました。そして、塔の上部には、白文字の大きな時計も見えました。

 この時、時計の針は「10時30分」を指していましたが、丁度、大きな鐘の音が周辺の建物にこだまするように響き渡ってきました。この反響音は、ちょっとした驚きとともに、耳を楽しくさせてくれました。二つの教会に挟まれたヘト・ファーゲフール通りですが、その通りの先端にも通りがあり、それは「Sint Servatiusklooster」通りのようでした。

聖セルファース教会
 この聖セルファース教会は、既にマーストリヒト市内観光その3ページの「聖母教会(Onze Lieve Vrouweplein)」とともに、マーストリヒトでは有名な教会です。造りは簡単に言いますと、東端側と西端側に二づつの高い塔があり、その間に聖堂があります。様々な付属の建物を含めると、先に紹介した聖ヤンス教会の建物より3倍以上大きいようです。

 ただ、あまりにも聖ヤンス教会の赤い塔が、大きく目立ち過ぎて、逆に大規模な聖セルファース教会の方が小さく見える感じさえしていました。見た目の印象と言いますか、目の錯覚は困ったものだなあと改めて思いました。

 この「Sint Servatiusklooster」通りの教会前には、アーチ式の二つのトンネルがありました。この上部は、通り挟んで教会と反対側の建物を渡り廊下あるいは石橋みたいにして繋ぐ役目のようでした。このトンネル上部の構造物(全て石造り)は、高さ(厚さ)が10m位もあり、古さが際立っているものでした。

 なななか見慣れない場所ということで、この二つのトンネルをバックに義兄と代わるがわる写真を撮りました。残念ながら、お土産購入時間の関係で、二つの教会とも聖堂内には入りませんでしたが、外観見ただけでも見応えがあったなあと思いながら、聖ヤンス教会を回り込むように、また、フライトホフ広場の南東側に出てきました。

 フライトホフ広場を左側(北側)に見ながら、ブレーテ通りを東方向へ進もうとしていました。その通り手前側の喫茶店や商店前には、等身大のサンタクロース人形(銀色だった)始めクリスマス用の飾り付けがしてあり、質素な建物の多い通りながら、そこだけは明るく楽しく見えました。まだ、百貨店のオープンまで、少し時間があるということで散策しながら喫茶店を物色していました。

(掲載日:2014年5月19日)
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(旅行メモ)
2013年12月23日(オランダ時間)
     マーストリヒト市内観光(12)
09時10分、マーストリヒト駅に向けて徒歩で出発
09時30分、駅でユーロへ両替など
09時40分、マーストリヒト駅前通りからマース川周辺、市内観光
10時00分、 元教会の書店 Boekhandel Selexyz Dominicanen)
10時10分、フライトホフ広場、聖ヤンス教会、聖セルファース教会など
10時50分、喫茶店で休憩
11時05分、バイエンコルフ百貨店でお土産買い

11時15分、百貨店の後、アパートへ
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