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(写真1) マーストリヒト駅(左側はオランダ国鉄の都市間特急、中央上部の時計は09時16分を指している) |
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(写真2) 都市間特急の2階(後方中央部の壁に液晶モニターがある) |
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(写真3) グランド・ホテル・アマラス・アムステルダム
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アムステルダム市内観光その1
2013年12月26日(オランダ時間)
前ページには、今回の旅行ではマーストリヒト市内でゆっくりできるのは最後で、史跡になっている古い水門のことや、夕食を食べに日本食レストランKOBE(Jpanese Restaurant Kobe)へ行ったことを書きました。今回のページから、マーストリヒトを出発し、アムステルダムへ行ったことなどを書いていきます。
オランダ国鉄でマーストリヒ駅を出発
前日から旅行鞄のパッケージは、できていたものの再度色々と点検して起床後から準備していました。朝食は、シュトーレンのパン、.ハムエッグ、ベーコン、ブルーベリー、フルーツ ジュース、カプチーノなどでしたが、どれも美味しかったので、今日も快調に歩ける日だなあと思いました。そうこうする内に08時45分頃に、アパート前にタクシーがきました。そして、マーストリヒト駅に向かいました。
この駅では、今から行くアムステルダム中央駅までの切符を自動券売機で買うことになりました。都市間特急の料金は、24ユーロ(約3,500円)でした。私は、券売機周辺の構内、出発ホームからの電車や看板を撮りました。ただ、朝だったためか、クリスマス休暇シーズンだったかためか理由は分かりませんでしたが、人通りは少なく、むしろ閑散とした感じでした。
私達は、オランダ国鉄・都市間特急の2階席へ行きました。旅行鞄を置くと、まだ出発時間まで間があったので、私だけ写真を撮りに行こうと再度ホームに降りました。そして、列車前方・後方、隣のホームなどを撮っていましたら、頭上付近に時計があり、針は09時16分を指していました。(写真1 参照) あと、10分位で出発でした。私だけ遅れて、ドアが閉まったら一大事だと思い、また列車内に入りました。
(写真2 参照)この電車内(2階席)の造りは、写真でもお分かりの通り、通路上の天井部分が高くなった(尖がったような)形状でした。これは、たぶん人が頭を天井につかないようにスームースに通路移動できるようになっているのかもしれないなあと思って見ていました。そして、そこから急角度のついた内張りが窓まで降りてきている感じでした。
室内の全体印象は、派手さのない落ち着いた色調で左右の座席は2シートで、広い窓が特徴でした。照明も最初は、少し暗いのかと思えましたが、目が慣れれば逆にギラギラした感じがなくで、ほど良かったです。(写真2の中央部の壁参照) 後方の壁には、液晶モニターがあり、画面には行き先の駅名「Amsterdam Centrral(アムステルダム中央駅)」とか、デジタル時計表示などが見えました。
車窓からも見えるオランダ農業の豊かさ
09時25分も過ぎて、しばらくして電車は、ゆっくりと滑るように出発しました。その後、市街地を抜け農村地帯を疾走していました。この風景は、ずっと続いていました。この車窓から見る広大な農地には、畑だけでなく 馬、羊、牛などもいて放牧が盛んであることが良く分かるものでした。
オランダの農業については、何回となくテレビや新聞などでも報道されていたので私も、その豊かさ、近代化その他は、少しは知っていました。それに比べ、日本の農業者は、1年中働いても苦労の続く実態、さらには高年齢化、後継者不足、耕作放棄地、外国産農産物の大量輸入など、あまりいい話題は聞きません。
同じ資本主義国で、似たような野菜、フルーツ、麦(米)や畜産などでは、日本もオランダも、生産自体は変わらないのではないでしょうか。また、消費についても国民一人単位と考えれば、オランダ人が日本人よりも何倍も食べているなどと聞いたことがありません。
違いあるとすれば、それはズバリ、政治(農業政策)そのものではないでしょうか。私は、旅行記シリーズとは別に、聞いた言葉シリーズ・第30回目、『瑞穂の国』ページに、「日本と外国の穀物自給率表」など載せながら、日本農業のことを少し書いています。穀物自給率では、日本はサミット国の中では最低の水準で、何十年たっても、その打開策さえ目処が立たない状況が続いています。
方や、イギリスでは一時期、穀物自給率50%台になったので危機感を持って、政治(農業政策)そのものを切り替えて、その後100%以上にしたことも書いています。この最大の要因は、「食料は国内生産でまかなうことが重要」との認識で国民も政治そのものも実施されたからでしょう。日本では、農家の収益増になるような施策ではなく、例えば使用されないような農道空港を造ったり、土建業者が潤うような農業予算を立てているのではないでしょうか。
電車の車窓からの眺めではあるのですが、今回のオランダ、ドイツ、ベルギーで見た広大な農地、ゆったりとした豊かな農村風景などからして、日本の農業政策が、いかにヒドイのか、再実感しました。
アムステルダムに到着
都市間特急は、農村風景から徐々にアパート、ビル、近代的な建物などが見え始めてきました。「あー、アムステルダム周辺で、もう直ぐで駅に到着するなあ」と良く分かるものでした。そうこうする内に、12時20分、電車はアムステルダム中央駅に到着しました。
大きい駅舎であることは最初から分かっていましたが、そのこと含めて後のページに、この中央駅周辺については詳細に書きたいと思っています。そして、今日泊まるホテルは、この駅から離れていないとは知りつつも、旅行鞄があるのでタクシー乗り場に向かいました。
そして、タクシーに乗り、信号機や交差点などがなければ駅から実質10分もかからないような所に、グランド・ホテル・アマラス・アムステルダム(Grand Hotel Amrath Amsterdam)はありました。(写真3 参照) まだ12時30分にもなっていない時間帯ですので部屋には入れず、鞄類などをカウンター奥で預かってもらいました。(このホテルについても、後のページで詳細に書く予定)
そして、明日(12月27日)朝からスキポール空港へ向かう予定でしたので、市内観光できるのは今日(12月26日)だけでした。それで、早速ホテルを出て、運河沿いで先ほど到着したアムステルダム中央駅方面へ歩き出しました。
(掲載日:2014年12月22日)
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(旅行メモ)
2013年12月26日(オランダ時間)
アムステルダム市内観光(1)
06時30分、起床 07時00分、朝食、
08時50分、タクシーでアパートを出発
09時00分、マーストリヒト駅の自動券売機で切符を購入、
09時25分、アムステルダム中央駅に向けてオランダ国鉄の電車が出発
11時50分、アムステルダム中央駅に到着、タクシーでホテルへ向かう
12時20分、アマラス・ホテルへ到着、荷物だけを預ける
12時30分、ホテルを出てアムステルダム市内見学へ、運河沿い、中央駅周辺を撮影
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