TOP   INDEX  BACK  NEXT

混雑の蟹ラーメン

 11時を過ぎクワッド乗り場にも列が長くなりはじめた。昼食時の混雑を避けるためここで数本滑って早目にレストランに行くことにした。さらに人が増えもう15分待ち位でないと先に進めなくなった。 ここのレストラン前の広場には石作りのモニュメントがあり、大きな鐘をやかましい程に子供が鳴らしていた。

 トイレにも石油ストーブの熱が入り暖かく、しかも奇麗だった。鏡で見ると顔にはうっすらと汗もかき、スキーもいい運動だと思った。 レストランでは蟹ラーメンとフランクフルトを頼んだ。信州では高くて、味の悪い食事が定番の食堂もあるが、厨房を見るからにここは町中と同じくらい本格的だ。決して、白い料理人服を着て、若くて染みひとつない可愛い女性が作ってくれてるからではない。

 まだ、11時半なのに椅子を探すのに苦労した。スキーウェアーの決まっている中学生グループのテーブルに相席させてもらった。ビールとラーメンの取り合わせもマアマアだった。このテーブルからはゲレンデも良く見え、煙草の煙がなく、混雑していなければゆったりできる席だった。

 会計横には小さな売店があったので見ると、サングラス等スキー用小物も置いてあり、少し物色したが出ることした。左の方には子供の滑り台がついている雪像があった。その前ではレストランからカレーライスの皿を持ち出し、食べている男女のグループもいて暖かく感じた。ここでのんびりとガイドマップを見ることにした。

TOP   INDEX  BACK  NEXT