10mおきにある歴史的建造物
しばらくして今回フィルムの残り枚数総て使って撮ってみようと思っていた建造物が多くある通りに出た。走りながら、地図を見ながらの撮影であった。残念ながら建物のまわりや屋根には雪だらけでその形全部見えない所もあった。
それでも、寄せ棟屋根にトンガリ飾りの北海道林製茶(旧百十三銀行小樽支店)、屋根の左右に鯱の乗った岩永時計店、白地の壁に緑色筆字の看板のかかった玄関とギリシャ風建築の千秋庵(旧百十三銀行小樽支店)、全部の窓が格子風のナトリ小樽支店(旧名名取高三郎商店)などが撮れた。いずれも明治時代の中期、後期の建築物で良く保存されていた。