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灯がともりはじめた空港

 パリの灯がともりはじめたシャルル・ド・ゴール空港に01時42分に着陸した。(パリ時間17時42分でこれからの記述はスイスも含め現地時間)所要時間約12時間40分かかり、ここで時計を日本時間からパリ時間(8時間の時差でスイスも同じ)に直した。10分後には機体は第2旅客ターミナルビルの2Aの4A番スポットにランプインした。降機してシャトルバスでターミナル2Bに移動し、入国手続きを行った。

 この時「私達はこれからジュネーブに向かうのになぜフランス入国なのか、パリは通過(トランジット)ではないのか、だからこの申請書は出す必要はないのでは」の疑問もあり、手間取った。 それでも17時10分には手続きを終え、エールフランス航空小林さんが出迎えておられた。航空券が自社便のため空席待ち中だった。

 各自で自己紹介した。「乗れなかったら皆さんだけでジュネーブへ行って下さい」と脅された。入国手続きの疑問を小林さんに聞くと「それはスイスもフランス国内扱いで今度スイスから入国する時は簡単に済むよ」と答えられた。15分後には小林さんも乗れるようになり、皆で手荷物検査場へ行った。山口さんのジャンパーに検査機が反応し、小銭を出したりとちょっと色々とあった。

 14B番スポットで搭乗し、21Cの座席に座った。この飛行機はボーイング 737型機で以前全日空も沢山もっていたが 今は国内ではエアーニッポンかトランスオーシャン航空位で懐かしかった。17時45分エールフランス航空AF2846便の機体はランプアウトし、10分後テイクオフした。水平飛行に入り、19時10分に夕食が始まった。(1994年1月1日記す)


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