ストライキ中の空港 12時30分にバスはシャルル・ド・ゴール空港・旅客ターミナルビル2に着いた。エールフランス航空のストライキが気になった。先日ストライキで労働者が空港内を占拠し、飛行にかなりの傷害が出たとテレビ等で大きく報道していた。ターミナルビルは5メートルおきに目つきのするどいピストルを付けた警官がいる物ものしい警戒であった。 また、空港のランプ内もパトカーみたいな車輌も含め警戒にあっていた。 出発案内のテレビによると、15時00分発の飛行機が約4時間遅れの18時55分にセットされていた。何とか飛ぶようだ。手荷物は団体扱いで早目にチェックインできた。 13時なり皆でセルフサービスレストラン『フレンチ・リビエラ』でパエリア風の昼食とロゼワインをお盆の上に乗せ会計に行った。皆さんフラン不足で「臨時上野銀行」が5人分を407.5フラン支払い後で日本円でもらった。「銀行」の割には手数料もなく、もうけにはならなかった。 暇つぶしに地下街の売店などをブラブラ、ウロウロしてみた。以前来た時よりは店の数も増え、販売面積も多くなったような気がした。値段も市内よりはやはり高く感じた。16時にカウンター前に再集合した。無償航空券利用の小林さんも乗れたので、安心してゲートへ向かった。17時10分、交代してゲート前のお土産屋さんに行き、私はチョコレートを買った。(1994年1月1日記す) |