TOP INDEX BACK NEXT

義烈館

 お土産屋さんを脇目にしながら歩いていると直ぐ神社のゆるやかな参道に出ました。宮参りか厄払いの人達か、家族でグループで各々目的がそれとなく直ぐ分かる服装でおまいりしてました。

 私もお賽銭を上げ、あることに願をかけ、いつになく熱心に柏手を打ちました。私は無宗教な人間ですが、ここまで来ると八百よろずの神様、仏様です。(そう言えば7年前にはパリとローマでキリストさんにも頼みました。あんまり御利益はなかったですが、アッハッハ)

 玉砂利を踏んで左脇に行くとそこには大きな青銅製でできたような大きな壷のような物が三つおいてありました。さらに同じ境内の奥に進むと『義烈館』がありました。義烈館の「義」は水戸藩主徳川光圀(後世に義公と呼ばれた)、「烈」は徳川斉昭(同前、烈公)からとったものです。小さな会館でした。中には光圀が中心に編纂した「大日本史」がありました。独特の和本綴じで1巻から百数巻位あるのでしょうが高く積まれていました。

 他には斉昭の甲冑や刀などが目を引きました。受付とお土産屋さんは同じで陳列台には葵の御紋の印楼があり、さすが水戸黄門の古里と思いました。入館料が展示物に比較して割高に感じたのは私だけだったでしょうか。う〜ん。

TOP INDEX BACK NEXT