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地方の大都市と方言万歳

 私は札幌、仙台、福岡、金沢、松山などのマスコミ用語で言えば「地方の大都市」が好きですね。東京や大阪等の都市の良さと地方の良さが同居してますよね。人柄も食べ物もそのままその地方の土地柄がにじみ出ているような個性がありますよね。

 東京や大阪も長所が一杯あるのですが、どこかギラギラとした何事につけ「金、かね、金」みたいな面もあります。同じようなこと(例えば同じような店に行く)をするにしても、何か人をほっとさせるようなプラスアルファをこのような所は持っていますね。また、その土地とちの方言もいいです。

 ふるさとの訛(なまり)なつかし停車場の

 ひとごみの中にそを聴きにゆく     (石川 啄木)


 最初、方言は早くてわからなくても段々聴くに連れ、心和みます。女性が方言で「なんば食べると。これはやすかけん食べてみんね」など九州の料理店で注文を聞かれたら、なんとはなしにかわいらしく感じます。

 バスか電車ではどこかでアナウンスしていると雑誌で読みましたが、飛行機でもやってみたらと、たまに私は思います。長崎弁で「こん全日空の161便は今から長崎に行きますけん。シートベルトばはよう締めてくれんね。飛行中に揺れても安全には関係なかけん、心配せんちゃよかとよ。なんかわからんこつがあれば近くのスチュワーデス聞けばよかけんね・・・」などアナウンスされたら、私は安心して寝ながら長崎につくでしょうね。方言万歳です。アッハハ。

 札幌、仙台でも直ぐ近くに皆で楽しめる温泉、スキー場、山や海などありますしね。うらやましい感じです。結局は人柄、土地柄でしょうかね。私も大阪にいてもなくしたくないものです。

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