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エスリンゲン駅と駅名の看板(中央部:黒地に白文字)
エスリンゲン駅舎(中央上部:BAHNHOFの文字あり)
(往路の)バーンホーフ通りのクリスマス市(右側の店:花屋)
(復路の)バーンホーフ通りのクリスマス市(右側の店:ビールなど販売)

エスリンゲン観光その1、 エスリンゲン駅とバーンホーフ通りのクリスマス市など

2015年12月19日
(ドイツ時間)
 前ページ「ヴィルヘルム・ガイガープラッツ駅と買い物など」
には、シュッツガルトのクリスマス市を見た帰りの降車駅となったヴィルヘルム・ガイガープラッツ駅構内で見た黒い絵(影絵)や駅の周囲にあるフォイエルバッハ地区の庁舎のこと、さらには帰り道脇のEDEKA(エデカ)店や果物屋で夕食用の買い物をしたことなどを主に書いています。

 今回は、日が変わり12月19日、シュッツガルトの隣町であるエスリンゲン(Esslingen am Necker)へ行って最初に見たことなどを書いています。主には、降車駅となったエスリンゲン駅や、その駅前通り=バーンホーフ通りのクリスマス市などです。

朝の挨拶はドイツ語風
 シュッツガルトに来て、2日目の朝を迎えました。ホテルの窓からの雰囲気は、まだまだ薄暗いながらも今日も良い天気になりそうでした。私は、義兄と一緒に8時頃に食堂へ行きました。オーナーのお婆ちゃんが、朝食の準備をしておられたので、「グーテンモルゲン(おはようございます)」とドイツ語風に挨拶すると、「モーゲン」、「あら、今朝はドイツ語で挨拶ね。覚えたのね」との返事があったみたいでした。

 1日目、私は「グッドモーニング」しか言えなかったので、怪しげなドイツ語風ながら、しかもたった一言の挨拶でもドイツに来たような雰囲気は出ました。ただ、このホテル同宿のお客さんとも挨拶したのですが、「グーテンモルゲン」よりも、前を省略した形で「モーゲン」」と尻上がりの言い方が多かったような気がします。

 朝食前に、許可を得て、クリスマスの飾り付けが綺麗な食堂の写真を何枚か撮りました。(その写真の一部は「クリスマスの飾り付けがしてあるホテル」ページからご覧下さい) 今日は、朝から目的地のエスリンゲンへ行くこともあって、姪のアパートに義兄と立ち寄り、簡単な打ち合わせをして、3人で早速出かけることにしました。乗車駅は、昨日も来たフェーリッヒ駅でした。

エスリンゲン駅
(Esslingen Bahnhof)
 シュッツガルト市中心部から見ますと、エスリンゲン( Esslingen am Necker)は南東側になります。フェーリッヒ(Fohrechi)からならば大体(直線で)13km位、シュッツガルト市の中心シュロス広場からならば同じく10km強の位置です。私たちは、途中駅で乗り換えましたので、その待ち時間も入れれば約20分間乗車し、エスリンゲン駅へ10時過ぎには到着しました。ここで、「日本大百科全書(ニッポニカ)の解説」を引用して、エスリンゲンの概要紹介を下記<>内に書いておきます。

 < エスリンゲン( Esslingen am Necker)= ドイツ、バーデン・ウュルテンベルク州の都市。正称エスリンゲン・アム・ネッカー。人口9万(2000)。シュトゥットガルト南東部に隣接し、丘陵地帯を貫流するネッカー川の谷底平野に位置する。8世紀以降、同川の渡頭(ととう)集落として発達し、1212年神聖ローマ帝国直轄都市になり、ワイン取引で知られた。ネッカー川の分流を挟む旧市街には中世のおもかげが残る。鉄道車両、機械、冶金(やきん)などの工業が川沿いの低地に立地する。 >

 (右側上から1、2番目写真参照) エスリンゲンの駅舎は、線路や、その後方にあるネッカー川を背中にして建っていました。そして、駅舎の大きさは、目測ながら横幅約80m、奥行約15mのようでした。降車して外へ出ますと、先の2番目写真通り、駅舎上部にBAHNHOFの文字が見えていました。その正面には駅前広場と、先はベルリナー通りへ繋がる道路が見えてきました。

 私たちは、その道路には行かず、南東方向へ100m弱歩き、バーンホーフ通りのクリスマス市を見ることにしました。道路ですから、例えば駅から目的地のエスリンゲンの中心地(市庁舎など)へ行くには何本かあったろうと思います。

バーンホーフ通りのクリスマス市
 ここの通り名称は「バーンホーフ通り」ですが、意味は「駅前通り」で、そのものズバリ、実に分かりやすいと思いました。ここからは、私の想像ながら「バーンホーフ通り」は、昔(いくら新しくても駅が出来た頃)からあったのではないでしょうか。

 だから、このような通り名称になっていて、通常の店舗も多いし、さらにクリスマス市も立っているのかなあと思いました。まあ、これらのことは古今東西、駅前は人通りも多いし、便利ですから当然なことかもしれません。このバーンホーフ通りのクリスマス市の長さは、目算ながら350m位でした。(右上側から3と4番目写真参照)

 私たちは、この通りのクリスマス市を往復とも見ましたが、昨日(12月17日)のシュッツガルトのクリスマス市に負けず劣らず賑やかで何でも売っている感じでした。ただ、あくまでも私の見た感じですが、どちらかと言いますと農産物関係(特に、野菜や果物類)が目につきました。

 この通りの露店市そのものは、1ヶ月間位でしょう。でも、デパート、ブティック、宝飾店などの店の前で、堂々と屋台などがあるのですから、よく争いごとにならないなあとも思いました。まあ、普通の店も、一時期の露店も客を沢山呼び込めば、「共存共栄」みたいな関係なのでしょうか。

 私たちは、今日も早目に来たつもりですが、徐々に人が増えているのが実感できるくらいでした。あと、右上側から3と4番目写真をご覧頂くと分かるかと思いますが、通りの上部(建物の2階部分)で横に渡した鋼材あります。さらに良く見ると、写真では薄く見えていますが、大きな星のマークがぶら下がっていて、それが市のある間ずっとありました。

 私は不勉強で詳細分かっていませんが、シュッツガルトのクリスマス市でも、この星マークは大きいのがありましたので、何かクリスマスと関係あるのかもしれません。人波を縫うようにして歩いていきますと、シュルツ塔やハンマー運河(この水路はネッカー川に通じている)に掛かる橋などが見えてきました。この周辺で、一応バーンホーフ通りのクリスマス市の端(右上側から4番目写真の地点)まで来たことになります。

(掲載日:2016年6月13日)
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(旅行メモ)
2015年12月19日(ドイツ時間) エスリンゲン(Esslingen am Necker)観光
08時00分、朝食、飾り付けられた食堂内を撮影
08時30分、アパートで今日行く予定を聞く
09時45分、市内電車のフェーリッヒ駅から乗車、途中乗り換え
10時05分、エスリンゲン駅に到着、バーンホーフ通りのクリスマス市を歩く
10時15分、シュルツ塔(綱渡り名人のモニュメントがある)前周辺を見学
10時20分、木組みの家、聖ディオニス教会、ネッカ川支流の見える景色の場所
10時30分、聖ディオニス教会横のクリスマス市を見学

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