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(写真1) 私たちが乗ったタクシー(モンセラートの駐車場近く)
(写真2) ボケリア市場 (サン ジョセップ市場)

(写真3) 肉屋(ボケリア市場、以下同じ)

(写真4) カウンター席のある飲食店

(写真5) 果実店

(写真6) 海産物店

バルセロナ、ボケリア市場 (サン ジョセップ市場) 、グエル邸など
2015年12月23日
(スペイン時間)
 前ページ「モンセラート観光その2(修道院、黒いマリア像など)には、、モンセラート修道院付属大聖堂内で最も有名な黒いマリア像を始め、この聖堂内外で見た様々なものを主に書きました。


 今回のページは、モンセラート観光からバルセロナ市街地に戻る車中のことや、到着後、ボケリア市場 (サン ジョセップ市場) 、グエル邸などの見学を中心に書いています。

帰りのタクシー車内は歌の連続

  モンセラート修道院付属大聖堂内外の見学も終わり、駐車場に戻ると予定時間よりは、少し遅刻でした。 (写真1参照、ワゴンタイプのタクシー)それでも、女性の運転手さんは笑顔で出迎えて下さり、17時10分、モンセラートを出発しました。さすがに12月の時季、暗くなるのも速く、山を下ったか、高速道路前頃には、とっぷりと日が暮れかけていました。それは、町の明かり以外、車窓から見る景色は、あまりないのと同じでした。

 12月22日、23日とバルセロナの建物やモンセラート見学で案内して下さった日本人ガイドさんが、歌をうたい始められました。詳細は覚えていないのですが、声楽を勉強されたようです。道理で歌唱力もあり、日本の歌だけでなく、どんな分野の歌も幅広かったです。しかも、曲目も次から次へと言う感じで時間を忘れるほどでした。

 「皆さんも何か歌って」と促されました。私は、コテコテのオルディズファンですが、さすがに外国語では歌うことも出来ず、それで誰でも知っているような童謡とか歌謡曲を数曲、とぎれとぎれで歌いました。夕方のラッシュアワーなのか、市街地に入りますと、スピードが鈍ったようでした。

 段々と降車場所に近づく前に、明日ホテルからバルセロナ=エル・プラット空港へ向かうため、このタクシーを利用することにして、ガイドさんに話し合ってもらいました。そうしましたら、「予約OK」となり、明日の手間が少し省けたことになりました。そうこうする内に、1時間強で次に行く予定の市場からも近くのランプラス通り周辺でタクシーをは止まってくれて、「ありがとう」と言って運転手さんとも別れました。

ボケリア市場 (La Boqueria)=サン ジョセップ市場(Mercat de Sant Josep)
 タクシーから降車した通りから、少し歩きますと、ひときわ賑やかな雰囲気がしてきました。そこが、ボケリア市場 (La Boqueria)=サン ジョセップ市場(Mercat de Sant Josep)でした。 (写真2参照)やや見えにくいですが、この写真上部に白地の2行で「S' JOSEP」、「LA BOQUERIA」の文字が見えています。

 ここは、「バルセロナの台所」と言って良いほど、とにかく、ありとあらゆる種類、しかも大量に並べられた食材などが売られていました。たとえの言葉が、なかなか見つかりませんが、「無いのは馬の角(つの)くらい」だろうかと思えるくらいでした。私の覚えている範囲内でも肉類、漁貝類、野菜・フルーツ類、菓子類、乾物類、アルコール・飲料類などありました。

 ここで、ボケリア市場 (La Boqueria )のサイトをご紹介します。前のリンク先ページには、動画や写真などがあり見やすく、分かりやすいです。そして、先に売られている種類は、全部見れるようです。さらに、この市場の歴史記述も、かなりの文章量で詳細に書いてあります。外国語が読めないので残念です。ただし、自動直訳機能で見てみますと、市場の起源と言いますか最初の頃は諸説あるようです。

 そして、1835年にサン・ジョセフ修道院が破壊され、その跡地にまずは広場が造られたようです。その由来もあり、「サン・ジュゼップ市場」という名称もあるのでしょう。その後も広場は、色々と整備されならがも変遷は続いたようです。そして、現在の金属屋根のある市場は、1914年発足しました.。市場内の店も最初から今みたいな沢山の数ではなく、徐々に増えていったようです。このような市場の歴史を書くだけでも、小冊子ができるくらいの分量がありそうでした。

 また、市場内を進むと、途中で左方向に行く市場続きがあったり、またカウンター席で飲食できる店もありました。日本の市場で聞く大声の元気な掛け声はなかったようですが、それでも大変活気があり、人通りも多かったです。また、値段表(例えば100グラム、いくらか?)も見たのですが、けっこう安かったようです。

  ランプラス通りというバルセロナでも屈指の賑やかで便利な通り周辺にあり、しかも食材・商品の種類も数も豊富で、値段も安い、人も良いので、人気のある市場なのでしょう。各都市とも、「市場を見れば、そこの街が分かる」とも言われています。私たちは、短時間見学になりましたが、ボケリア市場 (サン ジョセップ市場)見て、「バルセロナは活気あるなあ」と、少しだけでも実感しました。

グエル邸(Palau Guell)
  市場見学が終わり、まだフラメンコを見る店に行くには早すぎるということもあり、私たちは次にグエル邸(Palau Guell)の外観見学に行きました。市場からランプラス通りを南側方向へ350m位歩き、次に右へ折れたノウ・デ・ラ・ランプラ通りを70m行った所に大きな建物がありました。(写真7、8参照)

 ここが、建築家ガウディの傑作と呼ばれてもいるグエル邸でした。(写真8)には、「Palau Guell」、「ANTONI GAUDI」とのプレートが掲げられていました。グエル邸について、国語辞典の大辞泉には、次の<>内のことが解説されています。

  グエル邸(Palau Guell)=スペイン北東部の都市バルセロナの旧市街近くにある住宅。建築家アントニオ=ガウディが実業家エウセビオ=グエル伯爵による依頼で設計。1886年から1890年にかけて建造され、ガウディ初期の傑作として知られる。1984年に「バルセロナのグエル公園、グエル邸、カサミラ」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録。2005年の拡張登録の際、「アントニオガウディの作品群」に名称変更された。 

 夜間だったため建物全体とか、正面にあった鉄製の大扉などが見えただけでした。しかし、これだけの建築物を造るとは、グエル侯爵も建築家のガウディも、さすがだなあと思いました。段々と、次の所に行く時間になってきましたので、夜間を彩るクリスマスの飾りつけ、センスのある(どちらかと言いますと質素なながらも)雰囲気の良いネオンや照明を見ながら、再度ランプラス通りを歩きだしました。

(写真7) オグエル邸(写真下部が鉄製の大扉)

(写真8) グエル邸プレート(上部にグエル、中部にガウディの名前)

 (掲載日:2017年2月6日)
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(旅行メモ)
2015年12月23日(スペイン時間) バルセロナ(Barcelona)、 ボケリア市場 (La Boqueria)、サン ジョセップ市場(Mercat de Sant Josep)、グエル邸(Palau Guell)
14時25分、ワゴン式タクシーに乗車し出発
15時30分、モンセラート(大聖堂)前に到着、教会内や黒いマリヤ像の見学
17時10分、モンセラートを出発し、バロセロナ市街地へ戻る
18時15分、ボケリア市場 (サン ジョセップ市場)近くのランプラス通り周辺に到着し、市場内を見学
18時40分、グエル侯爵邸の外観などを見学
18時50分、フラメンコ・コルドベスに入り、まずは夕食
20時00分、ショーの会場へ案内
20時20分、フラメンコを鑑賞、踊りの最後10分間は撮影もOK
21時30分、フラメンコが終了し、店を出てクリスマスのイルミネーションを見る
22時00分、ホテルに戻る
23時30分、就寝
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