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機内食と座席での時間つぶし

2013年12月21日
(日本時間)
 KLMオランダ航空・KL0870便は、水平飛行に入り、特に大きな揺れもなく、すこぶる快調に飛んでいました。私たちの座席=エコノミー・コンフォートゾーン内では、各自イヤホーン付けて、音楽や液晶テレビでの映画はじめ各番組や音楽を見たり聞いたりしている人も多くいました。また、中には熱心に英字新聞を読んだり、さらにはノートブックパソコンや携帯端末(iPadなど)をテーブルの上に置いて盛んに入力している方も何名か見受けました。

 福岡国際空港ーアムステルダム国際空港(スキポール空港)間は、通常ならば往路12時間20分(復路ならばKL0869便:10時間40分)のロングフライトです。そのため機内で時間をどう過ごすか、あるいは到着後の時差ボケ対策上で、どのくらい睡眠をとるのか、それこそ人によって様々だろうと思います。私のように年金生活者ならばいざしらず、現役バリバリの方で日頃充分に睡眠がとれていない方ならば長距離飛行は、ある意味”熟睡の時間”かもしれません。

 ただ、今回、私の場合は、機内ではほとんど寝ませんでした。フライト自体が、太陽を追いかけていくような感じですし、天候不良で出発が大幅に遅れ到着予定時間が16時20分予定だったこと、その後の列車移動、さらにはオランダ時間の夜に寝ようと思っていました。その方が、次の日からの時差調整が、うまくいくだろうなあと考えたからです。

 あと、話しは変わりますが飛行中の楽しみは、やはり食事と飲み物ではないでしょうか。今回その食事の件や、私のロングフライトの”時間つぶし”について、閲覧して下さる方には全く参考にもなりませんが、書いていきたいと思っています。

機内食
 往路の KL0870便では、食事が3回ありました。ただし、フライト時間の長短からか、帰りの KL0869便は、2回でした。私が、これまで海外旅行をされた方から聞いた範囲内ですが、2回の食事でも「またか、またかと言う感じで、食べ過ぎた」みたいなことを聞いたことがありました。しかし、私の場合は、これまでビジネスクラスであろうが、エコノミークラスであろうが、出された食事は回数関係なく、いずれもサラリと食べた方です。

(中央部の左右側と真ん中に白く見える)エコノミー・コンフォート・ゾーンの仕切り板

 今回の往路の場合、シートのベルト着用サインが消えた後の13時50分頃に飲み物サービスなどがありました。この中で私はオレンジ・ジュースを頼みましたが、これが天然100%のジュースなのか、美味しかったです。この感想は、復路の便も同様でした。

 日本海上空を経て、ロシア上空に入り、14時30分頃、最初の食事がありました。カートを押して近づく客室乗務員から「チキン(鶏)か、フィッシュ(魚)か、どちらのムニエルにしますか?」みたいな質問がありました。 私は、直ぐに「フィッシュを」と返事しました。

 それと同時に、ビジネスクラスでは今まで何回となく、このような食事を選ぶのは経験あったのですが、エコノミークラスでも選択できるとは知りませんでした。古い話で恐縮ですが、コノミーでは10数年前までは、このようなチョイス形式は、なかったような気がするですが、どうだったのでしょうか。

  いずれにしても、「え〜、エコノミーでも好みで選べるのか」と思いながら、パクパク食べました。(機内食写真は、残念ながら全部撮っていませんでした)その後、コーヒーも飲みましたが、これもお替りしたいくらいでした。

 その後、2回目の食事ではカレーライスが出たと思います。そして、数時間たったと思いますが、また何かを配っておられるなあと思っていましたら、それがなんとアイスクリームでした。機体の外気温は、マイナス60度みたいでしたが、客室内は当然暖かく、乾燥もしているので、このアイスクリームは口にも喉にも良かったです。「KLMさんは、なかなか心得ておられるなあ」と、一人感心していました。

 あと、ここから私だけの感覚かもしれませんが、機内食にまつわる話を少し書きます。まず、日本ーヨーロッパ便みたいなロングフライトになると、いつの時間に食べてた食事が、朝食なのか、昼食なのか、はたまた夕食なのか、良くわかないということです。結論を書けば、ほんのちょっぴり気にはなるのですが、食いしん坊の私の本音は、そんなのどうでもいいのですが。

 この件で思い出すのが、1回、他社の便に大勢で乗った時に日本時間ならば、完全に朝食近い時間帯で(記憶定かではありませんが)、「これから夕食です」みたいなアナウンスがあった時に、一同「え、、今から?」みたいなざわつきがあったことを覚えています。時差の関係は、頭では理解しても体、特にお腹の中は日本時間そのままなんでしょうか。

 あと、もう一つ、人によっては持病があり、例えば朝食時に服用と、夕食時に飲む薬をと分けておられる方もおられるでしょう。これも機内食ならば、いつ服用したらいいのか、迷われるかもしれないなあとも思いました。

iPad
 まず、恥ずかしながら、私は遅れにおくれて2013年春になって、やっとiPadを購入しました。(この詳細は、「私の雑記帳」の「iPad(アイパッド)01、購入編」を参照)それで、今回の旅行に持って行こうか、どうしようかと考えていました。旅行先でのWi-Fi(無線でネットワークに接続する技術のこと)が気にはなりましたが、最低限、写真データのバックアップとメモ帳代わりになるのではと思って持参しました。(義兄も同様でした)
機内や旅先で使用していたiPad Retinaディスプレイ Wi-Fiモデル 128GB(左側)

 それが、今回持って行って大正解でしたが、旅行先でのことは後で詳細に書くこととし、このページでは私なりの機内での使用状況を書きます。その前に、私たちが乗った機体では、ビジネス・クラスも含めて、まだ機内ではWi-Fiは、なかったようです。ですから、当然、インターネット回線を使ってホームページを見たとか、メールの送受信をしたということではありません。

 私は、これまでの「5編の海外旅行記(大目次」)でもお分かりの通り、手帳に日時別のデータを書いてから、旅行終了後パソコンで旅行記を掲載していました。前回の旅行までは、手帳にも書きましたが、今回は手帳よりも機内にいる時から、ずっとiPadの「メモ」に書き込んでいました。書いた中身は、日時別に何をしたか、あるいは印象や感想など、他の方から見られたら他愛もないことばかりですが。

  そして、書いたデータは、旅先でもWi-Fi接続できるところからメールで自分のアドレスに送っておけば、万が一のバックアップにもなるし、帰国後、自宅パソコンメールを開けば直ぐに旅行記のデータ作りができるなあと思っていました。ですから、既に掲載中の「オランダ旅行記の概略日程表 」、「福岡国際空港と離陸中について」、「エコノミー・コンフォートゾーンと液晶テレビ」ページの半分近くが、往復の機内で作成したデータを元にしています。

 あと、iPadの「メモ」機能だけでなく、日頃の無精をさらけ出すようですが、写真の整理をしました。このiPadはメモリーが128GBあるので、あまり整理もせずに沢山写真を無造作に入れていました。それで、既に自宅パソコンや外付けハードディスクにバックアップ保存した写真は、この際いい機会だと思ってバッサリ削除したり、アルバム(フォルダ)を新規作成して整理を少しづつやってみました。

 上記のようなことをロングフライト中に繰り返しやっていますと、けっこう、いい時間つぶしなりました。また、座席のテーブルにiPadとタッチペン、さらに老眼鏡などを載せても納まりが良く、私のノートブックパソコンの大きさより全く苦にならず、機内使用に持ってこいでした。あと、ぐるりと客室を見渡しますと、他のお客さんも、似たようなタブレット端末を使用中のようでした。

(掲載日:2014年1月20日)
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(旅行メモ)
2013年12月21日(日本時間)
13時50分、飲み物サービスなど
14時30分、最初の食事
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