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マーストリヒト市内観光その18

2013年12月25日(オランダ時間)
 前ページには、マーストリヒト市内観光で、シント・ピーテル通りからコルテン通りまで歩いたこと、 昼食はビストロでビタボーレン(オランダのコロッケ)を食べたこと、さらには聖母教会を見学したことなどを書きました。また、この日がクリスマス当日だったこともあり、「こちらのクリスマスについて」と言うテーマで、各地で見たままのクリスマス風景や歳時記を簡単ながらまとめて書きました。

 その後、私達は、聖母教会からマース川に架かる聖セルファーズ橋、その橋を渡り切った所から、ほぼ一直線上にマーストリヒト駅にのびるウィケル・ブルク通りとスタションス通りを歩きました。この道も既に歩いたことがあったので、ウィルヘルミーナと思われる銅像とか、駅前にあるグランド・ホテルなどの造りを再確認できました。(この件、先に紹介中の「マーストリヒト市内観光その10」ページ参照)
(写真1) Waterpoortje(水門、史跡の説明板あり)
(写真2) 日本食レストラン KOBE(昼間撮影、左が玄関)

(写真3)  日本食レストラン KOBEの名刺

 13時35分過ぎにはマーストリヒト駅に着き、構内のコンビニで、ちょっとした追加のお土産を買いました。さらに、来た道を戻る感じで再度、聖セルファーズ橋のたもとまで歩きました。そして、義兄は聖セルファーズ橋全景や彫像、さらには対岸に繋がれているクルーズ船などをビデオカメラで撮っていました。

史跡になっている古い水門(Waterpoortje)
 マース川真横の道、ステーネンワル通り(stenenwal)を300m南側へ歩くと川岸にWaterpoortjeと言う古い水門みたいな史蹟がありました。(写真1 参照)この水門と思われる壁には、50cm四方あるかないかの説明板が付いていました。

 読解力は、全くないものの「1714」という数字がありましたので、たぶん、この大変頑丈な水門らしきものは、今から約300年前の1714年に完成したのかもしれないと考えました。

 その場所から、今度はほぼ直角に進行方向左側(東側)へ進むと、夜食べに行く予定の日本食レストランKOBEやホテル・クラウン・プラザのある界隈でした。

 ここで夜間になったら、いくらストロボ使ってもレストランの建物全景写真は良くは撮れないなあと思って、まだ店はオープンしていませんでしたが、数枚撮りました。(写真2 参照) 同じようにホテルの玄関などを撮りながら進むと、もう見慣れた感じになってきましたセンター・セラミック(図書館)の建物や周辺の広場にきました。

 このセンター・セラミックを半周する感じで、アパートに戻り、レストランの予約時間まで部屋で、ゆっくりすることにしました。今日歩いた所などをiPadに記入しながら、写真でも再確認していると時間は直ぐたって再度出かけることにしました。アパートへ来た道を戻る感じで進むと、さすがに冬の夜は早く、外は街頭や建物の照明がなければ真っ暗でした。

日本食レストラン KOBE

 夕方前に建物の写真だけ撮ったレストラン KOBEは、 既にお客さんも何組か入っていました。ここで改めて書きますが、今回の「日本食レストラン KOBE」は、私が便宜上使っているだけで、頂いた店の名刺には、Jpanese Restaurant Kobe やロゴマークには「sushi & Teppanyaki KOBE」となっています。

  (この店のサイトは、ここからご覧下さい。店内外の写真、動画やメニューなども閲覧できますので分かりやすいです)なお、この店の名刺(写真3 参照)や先のサイトを見ますと、寿司、鉄板焼き、天ぷら、子ども用など、様々な料理があります。

 店内の造りは、さすが日本食レストランで派手さはなく、落ち着いた仕様だなあと思いました。こちらの人にも人気のある鉄板焼きの所(店内の中央部にある)が、どっしりした感じにも見えました。

 私達は、事前に予約してくれていたので、18時30分に店内に入りました。そして、案内された席が店のほぼ中央部にある寿司カウンター前に座りました。このコーナーだけを見ると、ここが異国に地にあることを忘れさせてくれるほど日本的でした。そして、(日本人の)板前さんに挨拶を交わし、メニューを見ながら当然、日本語で頼みました。

 義兄や私は、英語もオランダ語も話せないものですから、食べる前から安心感と言いますか、短時間ながら帰国したような雰囲気にもなりました。改めて言うのも可笑しな話ですが、マースストリヒトと言う、いわば旅の身空で、レストランに入って日本語で話せるのはいいなあと、つくづく思いました。

 色々と板前さんに話しかけてみますと、兵庫県出身の方でした。私も一応25年間の大阪暮らしですから、明石焼きやタコなどの話題から始めました。それ以外にも、例えばオランダと日本との食べ物の違い、あるいはオランダ国内でも美味しい地域と、そうでもないような地域もあるとか、様々な話で弾みました。マーストリヒトは、フランスの影響を受けているのか、どこのレストランも美味しい店が多いと言う話もありました。

 そうこうする内に、食事の方も枝豆、うなぎ蒲焼の酢の物、刺身の盛合せ、天ぷら、ステーキ、素麺入り味噌汁、寿司など、三人三様ながら順次運ばれてきました。私が食べた分も含めて3人とも、「どれも美味しく大満足でした」との感想も板前さんへ言っていました。あと、「明日(12月26日)はアムステルダムに行って1泊するのですが、どこか美味しい店は、ご存知ですか?」、また、「あと、どこか観光地でお勧めの所はありますか?」と皆で尋ねました。

 すると、「食事の方はマーストリヒトに比べたらイマイチで勧めるような店はないですね」、「レンブラントの夜警という絵がある美術館(アムステルダム国立美術館)はお勧めでしょう」などの返事が、板前さんからありました。これは、後日談になりますが、先の板前さんの話は、アムステルダムで私達は、その通りすることになりました。

  店を出て、夜の帳(とばり)が下りた通りを「美味しかったね」などと3人で言いながら、昼間と違う雰囲気の建物や広場も見ながらアパートに戻っていきました。明日は、マーストリヒトを出発しアムステルダムに行くので、旅行鞄は事実上、帰国準備でした。衣類や土産含めて整理しながら入れていました。

(掲載日:2014年12月15日)
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(旅行メモ)
2013年12月25日(オランダ時間)
     マーストリヒト市内観光(18)

13時05分、喫茶店から出て聖母教会の内部見学
13時20分、聖母教会を出てマーストリヒト駅へ向かう
13時35分、マーストリヒト駅で買い物

13時55分、マーストリヒト駅通りを散策、その後マース川沿いを歩く、川岸にある城門跡
14時15分、アパートに戻り、休憩
18時25分、日本食レストラン(KOBE)で夕食(寿司職人からの様々な情報も)
20時00分、レストランを出てアパートへ向かう
21時00分、アパートに戻り、帰国準備の荷造りなど
22時30分、就寝 
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