銀座ケントス
ビルの6階に 銀座ケントスには、1989年4月6日、その後数回、1992年6月21日にもに行きましたので合計5回ほど通ったと思います。私は、昼間に空港での会議が多く、そのため、泊まりは羽田空港に近くて便利な(それに安い)浜松町や蒲田などのホテルを選んでいました。この辺りから電車や地下鉄で六本木に行くより銀座ケントス店へ行きやすい感じでした。 また、銀座ケントスと言えば最初に印象深いのが、その場所でした。全国各地のケントス店と言えば、大抵ビルの地下か1階にありました 。(たぶん、営業上の都合か、バンド演奏の音や踊った時のフロアー揺れなどが気になるためだろうと思 われます) この私の常識を破ったのが、この銀座ケントスでした。 「へーえ、ここは6階にあるのか」と思いながら エレベーターで上がると直ぐにスタッフの方が、「いらっしゃいませ」と入り口で出迎えてくれました。店に入って一つ驚いたのは、奥の方にVIP席みたいな、(確か濃いグリーン色の)ソファーがありました。 毎回「 わあ、あんな所に座って、ゆっくり聞いてみたいなあ」と思いながら 、東京のケントス好きの方と一緒に行った時にも、ごく普通の席でした。(笑い) 連れの方は、いずれも航空関係者(外航と内航)で、無類のオールディーズ好きです。 私は、そう踊りは得意の方ではなかったので、まあ、適当に飲んで楽しく音楽が聴ければそれで良いと いう感じでした。でも、この連れの方は、踊らないと気がすまないというタイプで、席に着くなり、演奏が始まれば直ぐにという感じで踊りに飛びだしていました。 また、なかなかナンパも得意で、と言うより手当たりしだい女性に声かけていました。その努力の甲斐あってか、いつのまにかチークダンスタイムでは、見知らぬ女性と一緒に踊っていました。私はそんな時、いつも、「あんなん、できる性格がうらやましいなあ」と、思いながらも、じっと席に座っていました。(笑い) 私は、ケントス店内での踊りについて、全国どこも似ているようで、店ごと色々違った印象も持っています。それで、いずれ、「ケントスこぼれ話し」のページで、『ケントス店におけるお客さんの踊りについての一考察』みたいなことを、格調高く(?)、しかもやさしく書きたいと思っています。(笑い) どこの店のバンドも、お客さんに対し楽しませるため、色々工夫されていますが、このバンド(シルバーウィングスだったかも)の女性ボーカルの方は、話術もなかなかでした。残念ながら、お名前は忘れてしまいましたが、リクエストカード紹介や客席とのやりとりなど心得た感じでした。あまり、演奏合間にこの時間が長いと、シラケムードにもなりかねませんが、この女性ボーカルの方は、丁度いい感じで次に移られるので、なかなかのものだと思っていました。 しばらく、東京方面に行っていないので、機会あれば、また、銀座ケントスへ足を運んでみたいと思っています。まだ、あればの話ですが、あのVIP席みたいなところにも座って、聴いてみたいとも考えています。 (初回掲載日:2001年12月17日) |
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銀座ケントス、移転後
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