<撮影メモ> この桜の撮影日は、快晴の日でした。私は、友人のテレビ局カメラマンの邪魔をするような感じで、大村公園を数時間、一緒に歩いていました。この日、遠くは例えば福岡から、まるで”桜ハンター”みたいに詳しい観光客の方も来ておられました。
カメラ用の三脚を持ったり、取材対象者の話し相手もしながら、(「日本さくら名所百選」でもある)大村公園内の散策は、天気も良かったので気持ちの良いものでした。
国特別記念物のオオムラザクラ(大村桜)について、私の下手な紹介文よりも、ページ最下段写真=大村市教育委員会設置の説明板を次の<>内の青文字で書いていますので、ご参照願います。(念のため、説明板の原文は縦書きですが、ホームページ用に横書きに直し、改行も変えています)
< 国指定天然記念物 大村神社のオオムラザクラ
オオムラザクラは、昭和16年、当時、大村の女子師範学校の教官であった外山三郎氏(のち長崎大学名誉教授)によって学会に報告され、命名された大変珍しい品種で、八重桜の一種です。
花は、八重桜を二つ重ねたような独特の二段咲きで、下の花を外花、上の花を内花といい外側にあるがく片は十枚(桜の基本は五枚)、花弁の数が、多いものでは200枚にも達するなどの特徴があります。
大村公園に多く見られるますが、大村神社社殿前の二本が、昭和四十二年に国の天然記念物に指定されました。ソメイヨシノより少し遅く、四月の中旬以降にピンクの花をつけます。 大村市の市花となっています。
平成八年三月 大村市教育委員会
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