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花写真集

菊の花


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主な撮影場所:
 長崎県大村市野田町
撮影日時:2007年11月15日
 掲載年月日:2007年11月18日
 <撮影メモ> 菊は、国語辞典の大辞泉によると、「キク科の多年草。日本の代表的な花の一。主に秋に咲き、花の色・形などにより、非常に多くの品種があり、大きさにより大菊・中菊・小菊と大別される。古く中国から渡来したとされ、江戸時代には改良が進んだ。観賞用に広く栽培され、食用にもなる。《季 秋》」と、書いてあります。

  私は、不勉強のため菊は元々日本が原産地の花かと思ったのですが、上記の通り中国から伝来したようです。菊は、品種改良が進んだ花のようで、その種類も沢山ありすぎて、私のような花に疎い者にとって何がどの品種なのか全く分かっていません。

  秋になれば、いつもは菊人形とか鑑賞用みたいな大輪の花などを主に見ていましたが、今回ある方の畑の端にまるで自然に生えているような、小ぶりの菊の花をみつけましたので接写レンズで撮影してみました。

 菊の花の句で有名なのに「わがいのち菊にむかひてしづかなる」(水原秋桜子:みずはらしゅうおうし注:1)があります。

注:1<大辞泉より (水原秋桜子:1892-1981) 俳人。東京生まれ。本名、豊。東大医学部卒。医業のかたわら、「ホトトギス」に参加。主情的な作風で写生派と対立し、脱退。「馬酔木(あしび)」を主宰して、文語定型の新興俳句を推進。句集「葛飾」「秋苑」「霜林」など。 >

 私は、今まで菊の花は数え切れないほど見ましたが、上記の句のような心境には全くなったこともありません。でも、今回誰からもあまり見られることのないような所で小ぶりの花ながら「私も花をつけて咲いているぞ」と言っているように思えました。

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