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花写真集

郡川の菜の花


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主な撮影場所:
 長崎県大村市沖田町、郡川
撮影日時:2008年3月10日、15日
 掲載年月日:2008年3月19日

 <撮影メモ> この菜の花の咲いている場所は、長崎県大村市沖田町、郡川(こおりがわ,)の河川敷です。この郡川は全長約全長約15.9kmで長崎県内第4位です。菜の花は、河口から約400m上流位置で、そこに沖田町のボランティア活動で管理しておられる河川敷に毎年咲いています。

 (2008年3月15日撮影の)左写真の右側の山は郡岳(こおりだけ、826m)、左側は武留路山(むるろさん、341m)で、その下方向に郡川の流れも見れます。菜の花まわりには、忙しく蜜蜂たちが、飛びまわっていました。

 (2008年3月15日撮影の)右写真は先の左写真とほぼ同じ位置から菜の花を中心に撮ったもので、後方の山は郡岳です。この日は、やや黄砂降っていたのか、山がかすんで見えました。長崎県では春には、このように黄砂の日がよくあるので、せっかく晴れた日でも風景写真を撮るのに不向きな日も多いです。

 菜の花は春の季語で、これを詠んだ俳句で有名なのが、菜の花や月は東に日は西に (与謝蕪村)です。私は俳句は全く分かりませんが、この句は多分に広いひろい菜の花畑の真ん中付近で、この花を見ていたら西の太陽はまだもう少し沈むのには間があるのに、もう東の空にはポッカリと月が出ているのかと言う、やや驚きも入り交った春の夕暮れ描写だと思います。

 さらに、月は青白いものではあるのですが、まあこの月も入れて、菜の花、太陽と、明るい感じが三つも並んでいて春らしい雰囲気も出ているのかなあとも思いました。

 今回の上記写真は両日とも昼前に撮りましたので、今度機会あれば俳句は出来なくても蕪村の気分だけでも味わうために、夕方前も撮ってみたいと思っています。


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