<撮影メモ> このカタバミを国語辞典の大辞泉で調べてみると、次の<>内のことが書いてありました。
<かたばみ(酢漿草) (1)カタバミ科の多年草。道端などに生える。茎は地をはい、多数の小枝を出す。 葉は3枚の小葉からなる複葉で、紅紫色のものもあり、夜は閉じる。春から秋、黄色い5弁花を開く。 果実は円柱形で、熟すとはじけて種子を飛ばす。全体に蓚酸(しゅうさん)を含み、酸味がある。すいものぐさ。こがねぐさ。 (2 )紋所の名。カタバミの葉を図案化したもの。 >
あと、さらに漢字関係では、「片喰」、「傍食」なども当てられているようです。また、上記にも書いてある通り、日本の家紋で多い『片喰紋(かたばみもん)』は、この花の形から作られています。そう言われればハート型に似ていて、けっこう図案化しやすい花の形かなあと納得しました。
ただ、この花は普通、道端や庭にさいていて、いくら取ってもとっても生えてくる生命力の強い雑草と言うイメージが強いのではないでしょうか。私も閉口しているところで、実感こめて今回そのことを書いています。
家紋の原型になるくらいですから写真写り的にはいいとは思いますが、この花が形が悪ければ日頃の雑草取りの感情からして、私はカメラを構えることもなかったと思います。
|