<撮影メモ>
これまで、私はナ梅(ウメ)といえば、菜の花などに比べ、数ページを除き掲載してきませんでした。その理由は、様々あるのですが一番は、この小ぶりの白い花(花弁)を引き立たせるには、背景が真っ青な空がいいなあと思っていたこともあります。
この時季の長崎県内で、そうたくさん澄み切った青空の日が長期間続くのは、稀(まれ)で、むしろ、どんよりと曇った日が多いです。そんな天気なら、あんまり贅沢(ぜいたく)もいえないなあと思って、今回撮って掲載してみました。
ここで、改めて、梅(うめ)について、広辞苑の解説を引用しますと、次の<>内通りです。 <梅(うめ=バラ科サクラ属の落葉高木。中国原産。古く日本に渡来。樹皮は黒褐色。早春、葉に先だって開く花は、5弁で香気が高く、平安時代以降、特に香を賞で、詩歌に詠まれる。花の色は白・紅・薄紅、一重咲・八重咲など多様。果実は梅干あるいは梅漬とし、木材は器物とする。未熟の果実を生食すると、しばしば有毒。ブンゴウメ・リョクガクバイなど品種多数。好文木(こうぶんぼく)。「季」:春。万葉集「冬木の梅は花咲きにけり」
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この撮影日、私は今富町を所用のため走り回っていました。たまたま、岩屋権現跡(いわやごんげんあと)周辺に石の並んだ庭に咲いている梅(うめ)を見つけました。早速、車に戻り、「ニコンのミラーレスカメラ(Nikon 1 J5)」を取り出して撮ったのが、今回の写真です。
撮影時に少し風を気にしながらでしたが、やはり10数枚の中には、案の定、ピンボケその他ありました。時季も少し咲き終わりかなあと思いましたので、来年は色々と考えて撮ってみようと思っています。
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