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花写真集

ヒガンバナ(彼岸花)その1


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撮影場所:
 大村市中岳町
撮影日時:2012年9月21日
 掲載年月日:2012年9月24日

  <撮影メモ> 日本では、昔から「暑さ、寒さも彼岸まで」との言い方があります。私は、この言葉その通りですし、けだし名文句だとも思います。今年(2012年)の夏も「暑い、あつなあ」とずっと言っていたようですが、このヒガンバナ(彼岸花)が咲く頃には、朝夕過ごしやすくなってきました。

 そして、初秋の到来を告げるように、季節をまるで電子時計の正確さで彼岸花は、田んぼ近く、畦(あぜ)道や用水路脇などに一斉に咲いて来ました。改めて国語辞典の大辞泉を引きますと、次の<>内の通り書いてあります。

  ヒガンバナ(彼岸花)=ヒガンバナ科の多年草。土手や田の畦に生える。秋の彼岸のころ、高さ約30センチの花茎を伸ばし、長い雄しべ・雌しべをもつ赤い6弁花を数個輪状につける。花の後、線形の葉が出て越冬する。有毒植物であるが、鱗茎(りんけい)を外用薬とする。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。死人花(しびとばな)。捨て子花。石蒜(せきさん)。天蓋花(てんがいばな)。天涯花。幽霊花。かみそりばな(季 秋) >

 話しが前後しますが、この花写真』(もくじページ)シリーズには、先に鉢巻山の彼岸花を既に掲載中です。なぜ、今回同じヒガンバナ(彼岸花)を載せているかについてですが、それは先のページが、どちらかと言いますと花と同時に鉢巻山とか郡岳を入れた全景の風景写真みたいになっていて、花自体のワイドアップになっていないような気がしたからでした。

 このページ掲載写真は、中岳町にいつもの通り史跡調査に行ったところ、たまたま田んぼ脇にある井手(用水路)横に咲いていましたので、5枚ほど撮ってみました。朝日に輝いているような、少し”赤、あかしい”感じに見えます。

 人によっては、この色は「毒々しい」と言われる方もいらっしゃって、やや近寄りにくい雰囲気はしますが、それでもカメラ構えて寄ってみますと、なんか他の花にない、独特のややユーモラスな形にも見えるのは、私だけの見方でしょうか。いずれにしましても、この時季を代表するにふさわしい目立つ花ではあります。


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