＜撮影メモ＞　この花は、秋冷から初冬になりかけの時季にパッと化弁を広げた姿は、背丈が低い割には大きくも見えてきます。サフランを国語辞典の大辞泉で調べてみると、次の＜＞内のことが書いてありました。

＜　サフラン(オランダ、saffraan)＝アヤメ科の多年草。クロッカスの秋咲き種。葉は線形で、花後に伸びる。11月ごろ紫色の6弁花が咲く。赤い花柱は止血剤などに、また香辛料、化粧品の着色剤として使われる。　＞

　この花が咲いている畑所有者にお聞きすると、「この花は、花粉部分は黄色。赤い部分は薬草にもなっている」と教えて頂きました。あと、上記の辞典にもある通り、やや独特の香りのするような、苦みのあるスパイスにもなるようです。

　あと、私個人の感想として、花自体も美しいのですが、この名前を聞きますと何かしら、優しい感じで響きあるような印象が残ります。また、何かの歌にも、この花は歌われていたようですが、曲名は忘れました。