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まずいラーメン

 少し腹ごしらえもできたの駅前通りを歩きまわることにしました。日曜日でしかも夜も8時を過ぎていましたのでどのビルも閉まっていましたのでこれっと言った印象はありませんでした。「あっ、ここにスーパーがある。あそこにビジネスホテルがある」位でしたが、折角ここまで来たので少しでも見てまわろうと30分間ブラブラしました。

 どこまで歩いてもあまり代わり映えのしない町のようでした。歩き疲れも出てきてしかも先ほどご飯も食べていなかったのでラーメン店を探すことにしました。駅近くの通りに賑わっているようなラーメン店がありました。カウンターが一杯で奥座敷に行くと結婚式の二次会の帰りか、おしゃれした若い男女のグループがいました。

 耳慣れない方言を聞きながらメニューを見て、「四川ラーメンを」と言いました。言った後で良くメニュー見たら『激辛風』と書いてるではないですか。やばいと思いつつ、何の気なしにグループの丼鉢を見たらいずれも食べ残していました。直ぐにおかみさんへ、「もう四川ラーメン作ってますか?」(「まだでしたら、注文変えてもいいでしょうか」とまで言いたかったのですが)とたずねると、血相変えて「もう直ぐできますよ」と。

 その表情と語気の荒さに圧倒されて引き下がりました。予想通り赤いからしが沢山のったラーメンでした。麺も味もひどいもので一口つけて1分もせずに「お勘定?」と言いました。店員さんが怪訝そうな顔をしていたみたいですが、さっさと800円も払い、出口に向かいました。

 頼んだ私も悪かったのですが、値段の割には愛想がなく、まずく散々だったな〜とプリプリしながら歩いていました。知らない土地の店はこのような出来、不出来があるので色々あります。でも、だからこそ、うまくて親切な店に行き当たると本当にいいし、楽しいんでしょうね。

 とぼとぼと歩いているとホテル近くに中華料理店の赤い看板灯が見えました。先ほどのショック覚めやらずの状況でしたが中に入り、かいがいしく働いている若いアルバイトのような女の子に今度は普通のラーメンを頼みました。今度はまあまあの味でしたので「おごちそうさん」と言って外に出ました。ラーメンでお腹も体も温まって、冷えない内にホテルに帰りました。

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