私のカメラ紹介
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フジフィルム・ファインピックスS602
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このファインピックスS602のカメラは、私の勝手な表現ながらオールラウンドのカメラと言えます。実は、このカメラの購入前にはかなり悩みました。以前の『アップル、クイックテイク200』ページにも書いていますが、この最初のデジタルカメラが画素数の少なさや乾電池の消耗が激しいため、次のカメラの必要性をずっと考えていました。 それで、一眼レフを購入しようか、コンパクトカメラにするか、どうしようか迷いにまよっていました。機種だけでなく最大の障害は予算です。アマチュアカメラマンにも普及して来たとは言え、私が欲しいと思う本格一眼レフは、まだまだ高値の花の時期でした。また、この前後の時期から、私の欲しいような機種が各メーカーから、これでもかこれでもかと言うくらいドシドシ新発売されて、併せてカメラ技術も日進月歩というより”秒速分歩”の世界みたいに発展していました。 つまり、当時のカメラ選びは、価格帯別、機種別、撮影目的別、解像度別さらにはこれからの落ち着き度別みたいものまでも考慮していたような気がします。このようなことを考えていたら何通りも組合せが出来るので、最後は自分自身に納得させて、このファインピックスS602よりも前の機種に当たる『FinePix 6900 Zoom』に決めました。 色もブラックボディーで今までよりも、どちらかと言うとカメラらしいし、これはいいと自分に言い聞かせ、カメラ店に行くと、「在庫なし」と言うし、また確証はないものの経験からか、知り合いの店員さんが「この後継機が出るかも」みたいな話に聞こえました。 大阪時代なら、このような考えにはならなかったと思いますが田舎に戻って来てから待つことにも慣れてきましたから、「そうか、次の新機種出るまでもう一回待つか」と思い直して、しばらくしてから、確か2002年春に新発売発表があり、初期段階に起こる色々なことも考慮に入れて、その年の9月にやっとこのファインピックスS602を購入しました。 かなり前置きが長くなりましたが、購入にいたる経過は以上の通りです。待った分もあるのか、このカメラの使い心地は最初からいいなあと思いました。以前のカメラで悩ましていたバッテリーもいつ充電してから使っていたかなあと忘れるくらい長く持ちました。あと、被写体も風景、建物、人物から花まで、(腕の上手下手は脇に置いても)思うとおりに撮れました。 会社内の仕事でも使用しましたが、休みごとに出歩いての撮影は、毎回楽しいものでした。このような機種は、一眼レフに近いことも出来るし、コンパクトカメラの良さも充分利用できました。「これなら、もう本格一眼レフ要らないかなあ」と思ったくらいでした。また、フットワークの軽さから県外に行く旅行にも持って行く回数が増えました。 特に、大活躍したのが2004年6月のストラスブール旅行でした。(このページ右上写真は、この旅行で写したものです)この時、128MBのスマートメディア3枚持って行き、400枚以上撮りましたが、その内の90%くらいは自分勝手な評価ながら満足のいくものでした。教会などの暗い所でも、まあまあの出来でしたし、市内電車などを撮るため(鞄から出して直ぐの)速写性なども気になりませんでした。 あと、このカメラで忘れてはならないのは、接写(花モード)撮影です。地面そばに咲く花や米粒大の小さな花まで何も考えなくてもワイドアップした花写真が撮れました。(このページ右下の写真など) 私は他の同じような機種のカメラを知らないので対比ができませんが、花モード撮影なら、これ一台でも充分です。(私の「花写真」ページは、ここからご覧下さい) また、ズームを効かした野鳥の写真も、このカメラでは、よく撮りました。(私の「白サギ」写真、「雉(きじ)」の写真も、ご参考までにご覧下さい) このファインピックスS602は被写体を選ばず、使い勝手のいい機種だと思います。移り変わりの大変激しいデジタルカメラの世界ですが、2002年購入ながら、まだまだ当分メインカメラとして活躍しそうです。 (初回掲載日:2006年5月13日) |
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動画撮影もしてみて |
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