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私のカメラ紹介


フジフィルム・ファインピックスS602
 名称 フジフィルム・ファインピックスS602
  ” FUJIFILM FinePix S602
 レンズ フジノン光学式6倍ズームレンズ
焦点距離 f=7.8mm〜46.8mm
(35mmフィルム換算:35mm〜210mm相当)
開放F値 F2.8〜F3.1
 主な特徴点 ・有効画素数310万画素
・最大記録画素数603万画素
(2832×2128ピクセル)
 購入動機 ・画素数と予算の関係上から。
 購入年月日 2002年9月1日
 購入価格 ・購入価格は、メディア2枚、PCカード
など込み合計で12万円弱
・メーカー希望小売価格 125,000円
 主な撮影 ・風景写真など
 主な活躍期間 2002年〜2008年(メインカメラの一つだった)
 左写真 肩掛けベルトの付いた状態。
 このファインピックスS602のカメラは、私の勝手な表現ながらオールラウンドのカメラと言えます。実は、このカメラの購入前にはかなり悩みました。以前の『アップル、クイックテイク200』ページにも書いていますが、この最初のデジタルカメラが画素数の少なさや乾電池の消耗が激しいため、次のカメラの必要性をずっと考えていました。

 それで、一眼レフを購入しようか、コンパクトカメラにするか、どうしようか迷いにまよっていました。機種だけでなく最大の障害は予算です。アマチュアカメラマンにも普及して来たとは言え、私が欲しいと思う本格一眼レフは、まだまだ高値の花の時期でした。また、この前後の時期から、私の欲しいような機種が各メーカーから、これでもかこれでもかと言うくらいドシドシ新発売されて、併せてカメラ技術も日進月歩というより”秒速分歩”の世界みたいに発展していました。

 つまり、当時のカメラ選びは、価格帯別、機種別、撮影目的別、解像度別さらにはこれからの落ち着き度別みたいものまでも考慮していたような気がします。このようなことを考えていたら何通りも組合せが出来るので、最後は自分自身に納得させて、このファインピックスS602よりも前の機種に当たる『FinePix 6900 Zoom』に決めました。

 色もブラックボディーで今までよりも、どちらかと言うとカメラらしいし、これはいいと自分に言い聞かせ、カメラ店に行くと、「在庫なし」と言うし、また確証はないものの経験からか、知り合いの店員さんが「この後継機が出るかも」みたいな話に聞こえました。

 大阪時代なら、このような考えにはならなかったと思いますが田舎に戻って来てから待つことにも慣れてきましたから、「そうか、次の新機種出るまでもう一回待つか」と思い直して、しばらくしてから、確か2002年春に新発売発表があり、初期段階に起こる色々なことも考慮に入れて、その年の9月にやっとこのファインピックスS602を購入しました。

 かなり前置きが長くなりましたが、購入にいたる経過は以上の通りです。待った分もあるのか、このカメラの使い心地は最初からいいなあと思いました。以前のカメラで悩ましていたバッテリーもいつ充電してから使っていたかなあと忘れるくらい長く持ちました。あと、被写体も風景、建物、人物から花まで、(腕の上手下手は脇に置いても)思うとおりに撮れました。

会社内の仕事でも使用しましたが、休みごとに出歩いての撮影は、毎回楽しいものでした。このような機種は、一眼レフに近いことも出来るし、コンパクトカメラの良さも充分利用できました。「これなら、もう本格一眼レフ要らないかなあ」と思ったくらいでした。また、フットワークの軽さから県外に行く旅行にも持って行く回数が増えました。

特に、大活躍したのが2004年6月のストラスブール旅行でした。(このページ右上写真は、この旅行で写したものです)この時、128MBのスマートメディア3枚持って行き、400枚以上撮りましたが、その内の90%くらいは自分勝手な評価ながら満足のいくものでした。教会などの暗い所でも、まあまあの出来でしたし、市内電車などを撮るため(鞄から出して直ぐの)速写性なども気になりませんでした。

あと、このカメラで忘れてはならないのは、接写(花モード)撮影です。地面そばに咲く花や米粒大の小さな花まで何も考えなくてもワイドアップした花写真が撮れました。(このページ右下の写真など) 私は他の同じような機種のカメラを知らないので対比ができませんが、花モード撮影なら、これ一台でも充分です。(私の花写真」ページは、ここからご覧下さい

また、ズームを効かした野鳥の写真も、このカメラでは、よく撮りました。(私の「白サギ」写真「雉(きじ)」の写真も、ご参考までにご覧下さい)

このファインピックスS602は被写体を選ばず、使い勝手のいい機種だと思います。移り変わりの大変激しいデジタルカメラの世界ですが、2002年購入ながら、まだまだ当分メインカメラとして活躍しそうです。  (初回掲載日:2006年5月13日)

動画撮影もしてみて
  私は、今年(2008年)50の手習いで動画撮影(映像加工含めて)に挑戦してみました。 これだけを先に書きますと、「なんだあ、ビデオカメラでの撮影か、それなら誰でもやっている」との感想も持たれるかもしれません。実はそうではなく、このページ掲載中のフジフィルム・ファインピックスS602で撮って、慣れない動画加工ソフトで作っています。つまり、普通のデジタルカメラで撮った動画です。

  本来ならビデオカメラで動画は撮るのが当然でしょうが、購入したくてもお金がなかったなどの理由からデジカメ撮影となりました。このファインピックスS602には動画撮影機能が付いていることはカタログその他で、ほんの少し知ってはいましたが、そのような機能は今まで使用せずに使っていました。たまたまヒントを下さったのは、いつもパリの写真などを提供して頂いている大村市内在住のNさんから、デジカメで撮った動画をずっと以前に見せて頂きました。

 そのことを一応覚えていて、「あっ、そうか、本格的なビデオカメラは後で買ってもいいから、とりあえずデジカメで動画を撮ってみよう」と言うことになりました。このカメラは(上記の初回掲載分にも書いています通り)、購入年月は2002年9月ですから、移り変わりの激しいデジカメの世界では、現在ではもう名前さえも聞かれない機種でしょうし、解像度その他も旧来型になってます。

 しかし、私はデジカメで動画は、そもそもどうやって撮るのか、そこから始めました。色々と簡単に撮ってみては直ぐ削除して再度撮り直すみたいなことを繰り返しました。また、元々はデジタルカメラですからメモリー食いの動画では、いくらスマートメディアがあっても足りません。一応128MBカードで2枚分撮ってはパソコンにコピーして、デスクトップ画面で確認していました。

 また、以前、風景を撮る方法としてパーン(私は専門的な知識もなく詳細は分かっていないのですが、パーンとはパーンニングの略称みたいで、例えば三脚などにカメラを乗せて回転させて全景及び動く被写体なら、それを追いかけて撮るような技術を言うようです)を『福田さんの写真館』の福田さんから教えてもらっていました。その方法を見よう見真似で色々とやってみました。

 このパーンニングは簡単なようで、私にとってカメラを回転させる速度の平均化が難しいです。意外と難敵なのが風です。三脚なら、まだいいのですが狭い所などは一脚でも撮っていますので、この場合は風のため揺れが伝わり画面がブレてきます。

 それ以上に息つきの問題もあります。通常、写真(静止画)は息を止めて映しますが、一瞬で終わります。しかし、動画は時間が長く、我慢できなくて息をついたりしたら画面がブレたりします。また、体の姿勢も最後の回転し終わったことも考えて、最初からひねった状態でスタートして段々と戻していくことなども教えて頂きました。出来上がりは別として、何とか上記写真の菜の花の咲いている内にと思いながら急ぎ何回となく挑戦して撮りました。

 しかし、動画は撮影後も頭を悩まし続けています。それは、やっとなんとか撮ったかと思うと次は、映像の編集・加工作業が待っています。つまり、映像のカット、結合、最初と最終画面などへのタイトル入れ、中間場面の映像説明用文字入れ、あるいは撮影時の音消し(逆に、音楽やナレーション入れ。ただし、私はこの作業はまだしていませんが)など、色々と慣れない動画編集加工ソフトの操作が待っていました。

 私にとって、この作業は撮影以上に難しくて、なかなか前に進みませんでした。正直申し上げて、途中で動画の編集・加工作業は、どなたかに頼もうかなとも思って試行錯誤していました。あと、さらにもう一つの関門としてホームページ上で閲覧するため動画登録サイト(私の場合、今のところYouTube=ユーチューブ)へ、アップロードと言う作業も残っていました。英語版のみの時には私のような英語が出来ない者にとって苦労していましたが、ユーチューブが日本語サイト(登録案内など)にもなって随分楽になりました。

 まあ、このように色々なことがありましたが、何とか目標としていた『福重ホームページ』へ最初にデジタルカメラで撮った動画を「福重の風景 その1」として(2008年3月17日に)掲載し、動く映像を確認できた時、内容の不出来は別としても、なんかホッとした気分になりました。その後も性懲りもなくデジカメでの動画撮影とホームページ掲載は続けています。(3月31日現在、合計3種類の動画掲載中)

 以上が、私のフジフィルム・ファインピックスS602での動画撮影、加工、ホームページ掲載などの概要です。私は、このカメラの評価について冒頭「オールラウンドのカメラ」と書いていますが、購入当時はまさか動画まで撮影するとは思ってもいませんでした。今思うと、先ほどの評価は文字通りだったのだなあと思い直しました。

 このカメラは購入後、既に今年で6年近くになりますので寿命が短いデジタルカメラ世界ですから普通は箱入りになりますが、まだまだ色々と撮ってみようかなあと思っています。  (第2次掲載日:2008年4月1日)

 

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