<撮影メモ> 私のホームページ上野ログハウスには、既に芍薬(シャクヤク)関係ページで、次の二つがあります。花写真集シリーズ(淡いピンク色の)「芍薬の花」と、聞いた言葉シリーズ「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」です。特に、前者のページには、様々な角度から撮った写真4枚を掲載しています。花のことを全く分かっていない私は、この時点までは、芍薬の色は、「こんな色ばかりかなあ」と思っていました。
そして、今年(2012年)、知人宅へ用事があったので出向いたところ、庭先に花が咲いていました。「あれは芍薬ですか?」と、ご主人に尋ねたところ「そうだ」との返答がありました。それからも、しばし、「へえー、白色もあるんですね」との話が続きました。この会話直後に撮ったのが上記写真です。
帰宅後、改めて国語辞典の大辞泉で調べてみると次の<>内のことが書いてありました。<ボタン科の多年草。高さ約60センチ。葉は複葉。初夏、大形の紅・白色などのボタンに似た花を開く。漢方で根を乾かして鎮痙(ちんけい)・鎮痛薬とする。アジア大陸北東部の原産。品種も多い。顔佳草(かおよぐさ)。夷草(えびすぐさ)>
このように辞典にも、ちゃんと「大形の紅・白色などのボタンに似た花を開く」と書いてありますので、白色があって当たり前だなあと思うばかりでした。ただ、さすがに(淡いピンク色の)「芍薬の花」に比べたら派手さはないようですが、かえって、じっくりと見入るような、そんな感じにさせる花だなあと思いました。
あと、この時季に結婚式をあげられる新婦のウエディングドレス前でもたれる花束にも、「この白色の芍薬は、似合うかなあ」とも思いました。いずれにしても、美しい花は、どんな色彩でも綺麗ですね。
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