<撮影メモ>
私は、この花が本当に「ニラの花」なのか、どうか疑問を持ちつつ撮影し、掲載しています。先に、ニラについての広辞苑の解説内容を紹介します。下記<>内のことが書いてあります。
< にら(韮・韭)=ユリ科ネギ属の多年草。葉は長さ20〜30センチメートルで扁平、全体に強い臭気がある。 春の葉は柔らかく美味。夏、紫色をおびた白い小花をつける。
原産地は東アジアとされ、古く中国から渡来。日本各地で食用として栽培。古名こみら・みら。>(広辞苑より)
今回の写真だけでなく、この時季ならば私の住んでいます大村市福重地区でも市内各所でも、この花は良く見かけます。ただ、何故今まで掲載してこなかったかと言いますと、この白い花みたいなものが、普通の他の花のように花らしくなかったことと、名前も品種もサッパリ、分からなかったためです。今回、ある方から「あれはニラの花みたいなものだ。ただし、もう食べられるような時期は過ぎているよ」と教えて頂きました。
たぶん、極普通にスーパーの野菜売り場で売ってあり、そして、食卓で食べているニラと同じというよりも、その仲間・親戚みたいなものかなあと思って、シャッターを押しました。正直言いまして、詳細は分かりません。その点、ご容赦願います。
あと、今回レンズを向けて思ったのですが、例えば、「シャクヤク(芍薬)の花」、「赤いバラ」とか「ヒマワリ」みたいに大きさもなければ派手さも、この花にはありません。しかし、ニラの葉・茎、さらには周囲や背景の草などの緑色が引き立て役で、なかなか、地味ながらホンワカ、ほんのりした感じにも見えました。
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