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花写真集

シャクヤク(芍薬)


撮影場所:
 大村市野田町
撮影日時:2019年5月5日
 掲載年月日:2019年6月10日

  <撮影メモ> 
 シャクヤク(芍薬)の花といえば、この「花写真」シリーズで既に、『芍薬の花』 『シャクヤク(白色の芍薬)』を掲載中です。また、「聞いた言葉」シリーズ第78回目には、『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』のことも書いています。

 しゃくやく(芍薬)について、改めて広辞苑の解説を読みますと、次の<>内のことが書いてあります。しゃくやく(芍薬)(提供:OPO)=ボタン科の多年草。葉・花ともに同属のボタンに似るが木本にはならない。中国東北部の原産。茎は高さ約60センチメートル。5月頃茎頭に紅・白または黄の重弁・大形の美花を開き、観賞用に古くから栽培、園芸品種が多い。根を乾燥したものは漢方生薬の芍薬で、鎮痙(ちんけい)・鎮痛・通経薬として煎用。日本の山地にはこれに似て小形のヤマシャクヤクが自生する。>

 上記の解説文を見ても、高さは約60cmくらいですから、美人のたとえ『立てば芍薬、・・・』の「立てば」という程には、高くないことが分かります。ただし、下記の4、5番目の写真をご覧頂くと良く分かりますが、茎(くき)が細く、その割には花弁(かべん)が広くて大きいです。

 ここからは、私の勝手な想像ですが、もしも、この茎が大根並みの大きさがあれば、昔の人は、たぶん『立てば芍薬、・・・』のたとえは、考えなかったのではないでしょうか。


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