長崎時津店コーヒーセミナー「アイスコーヒー編」(概要報告) | ||||||||||||||||||||||||||
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スターバックス長崎時津店、コーヒーセミナー「アイスコーヒー編」(概要報告) 講話のテーマ:「アイスコーヒー編」 主な内容:下記の<セミナーの主な内容>と同文のため、下記事項を参照 開催日時:2023年6月16日10時30分から11時30分 開催店舗:スターバックス長崎時津店 受講者数:2名 講師:ブラックエプロン保持者の方2名 注1:このセミナーは、一口で表現すれば、上野のようなド素人でも「分かりやすく、素晴らしい内容」だった。しかし、1時間受講した私には、その内容を詳細かつ正確に書く能力がない。そのため、下記内容は、あくまでも概要のみである。また、不正確な記述もあると思われるので、あくまでも参考程度に閲覧願いたい。なお、趣旨を変えない範囲内で、ホームページ上の関係から分かりやすくするため、講話順を前後に変えたり、見出し(太文字)や補足をしながら書いている。 注2:このページ掲載写真は順不同で、写真整理番号には何の意味もない。
<セミナーの主な内容> 1)アイスコーヒーの味わい(アイスコーヒーにおすすめのコーヒー) 2)アイスコーヒーとコールドブリューの飲み比べ(アイスコーヒーとコーヒーブリュー) 3)グラスドリップコーヒーメーカーでのおいしいアイスコーヒーのいれ方(手順やレシピ おすすめのアレンジレシピ) <セミナーの概要> 皆さん、こんにちは。昨年と今回のセミナーにも参加して下さって感謝したい。(講師とアシスタントの自己紹介は省略) このセミナーは、主に自宅でも美味しいアイスコーヒーを淹れる方法と、飲み方などである。皆さんにも、実際に後でつくってもらう。。 1、アイスコーヒーに向いているコーヒーについて<現在発売中の一例で(写真3)を左から順に> (1) アイスコーヒー ブレンド(ICED COFFRR BLRND) ほど良いコクでバランスのとれた、キャラメルやナッツの風味とさわやかなシトラス感が特徴のコーヒー。 (2) カティ カティ ブレンド(KATI KATI BLEND) エチオピアとケニアのブレンドコーヒーである。シトラスを思わせる鮮やかさとブラウンシュガーの甘み、後味にほのかなスパイシーさが感じられる味わいがする。 (3) ケニヤ キリンヤガ(KENYA KI KIRINYAGA) みずみずしい口あたりに、柚子を思わせるシトラス感のような風味がするコーヒー。 あと、このテーブル(写真4参照)にあるをアフリカ産とラテンアメリカ産の7種類のコーヒー(豆)もアイスコーヒーに向いている。それは、次の通りである。 ・サイレン ブレンド 、・エチオピア、 ・ケニア、 ・グアテマラ アンティグア、 ・コロンビア、 ・ハウス ブレンド、 ・フェアトレード イタリアン ロースト など。 2、アイスコーヒーの淹れ方は2種類 アイスコーヒーの淹れ方には、次の2種類がある。 (1) 氷を入れたグラスに直接、お湯にてドリップコーヒーを注ぐ方法-----この方法は、後で実際にやってみるので、皆さんも淹れてもらいたい。 (2) コールドブリュー ストレーナーで淹れる方法----- これは、ブリューストレーナーで14時間以上じっくりかけて抽出するやり方である。そして、冷蔵庫で冷やして置く。 3,コーヒーの加工法について このボード(写真6参照)を見て下さい。ここにある通り、コーヒーの加工法として、大きく分けて次の3種類である。左から順に説明する。 (1) 水洗式---果肉などを除去するため大量の水が使われている。 (2) 半水洗式---スマトラやインドネシアなどで伝統的に使われている。 (3) 乾燥式(非水洗式)---果肉が付いた状態で乾燥させる。 4,コーヒーの味わい方、テイスティングについて このボード(写真7参照)にコーヒーのテイスティングの4つステップが書いてある。<または配布済みのcoffee passport の)6ページに「味わいの4つの特徴とも参照> 香り、酸味、コク、風味をなどを確認して下さい。 これから、アイスコーヒーと、コールドコーヒーブリューの2種類を飲み比べてもらう。(写真8を参照) このボードを参考にされ、皆さんもテスティングを、この通りにやってみてください。 (1) 香りをかぐ (2) すする (3) 口の中全体にコーヒーを広げ、風味を感じるとる (4) 自分の言葉で表現する 講師から「今飲んだ二つのコーヒーの感想は?」「それぞれの違いは、どうですか?」などの質問があった。それに対して、受講者から「こちらの方が風味を感じる」とか「こちらの方が、まろやか」などの感想があった。 5、アイスコーヒーの作り方の実践 これから、このアイスコーヒー ブレンド(ICED COFFRR BLRND)を使って、皆さんにも実際にアイスコーヒーをつくってもらう。大まかな手順は、次のとおりである。 ・グラスドリップコーヒーメーカーを用意する ・この中に目盛り通りに氷を入れる ・紙フィルターを互い違いに折って、ドリッパーにセットする ・コーヒーを紙フィルターに入れる ・お湯は最初、コーヒー中央部に20〜30秒かけて注ぎ、蒸らしていく。 ・そして、間を開けながら、数回お湯をゆっくり注ぐ。 ・ここでのポイントは、急冷である。 ・目盛りにコーヒーが抽出できたら、紙フィルターやドリッパーを外して別容器に置く ・最後に、抽出済みのコーヒーと氷が入ったメーカーを(音をたてるくらいに)振って冷やしていく。そして、容器の外が冷たくなれば飲める。 講師やアシスタントの方から、「このメーカーの目盛り通りに氷を入れて、コーヒーを実際にやった通りにして、また目盛りのところまで淹れていけば、意外と簡単にできる」 「どうぞ飲んでみて下さい」などの話があった。 なるほど、目盛りを見ながら、手順通りにしていけば、さほど難しい感じはしなかった。また、自分で淹れた分、味も美味しいなあ(笑い)と思った。 6、フードペアリングや色々な飲み方 (写真12参照) コーヒーと食べ物は、それぞれ相性がある。さっきアイスコーヒー ブレンド(ICED COFFRR BLRND)でつくったコーヒーと、テーブル上のケーキも合うと思う。このように相性が良ければ、より一層、各々の味が引き立ち、互いに美味しくなる。 また、(写真13参照)アイスコーヒーに炭酸水を入れても合う。 さらに、(写真14参照)フルーツを入れてサングリア風にしても、相性が良い。 <アイスコーヒー雑学> 念のため、講師は、ブラックエプロンの星の数が、10星近くの方である。そのため、コーヒーやスターバックスについての知識も経験も話題も豊富な方である。セミナーの直接の議題ではなかったが、受講者との質疑応答の中で話され、素人の私が興味を持った事柄を下記にまとめた。 ・アイスコーヒーは日本発祥 1891(明治24)年、本の中に東京・神田の氷屋で「氷コーヒー」があった。その後、「冷やしコーヒー」とも言われてきた。これが、今ある「アイスコーヒー」に続いている。つまり、アイスコーヒーは、日本発祥ということだ。 ・スタバでのコールドブリューのつくり方 毎日、スターバックス店では、アフリカ産とラテンアメリカ産のコーヒー豆を前の日から準備して、14時間以上かけて、じっくりと抽出したものだ。そのため、口に含んだ時の味は、まろやかで、それでいてコクがある。 ・スタバの水 スターバックスの水は、浄水器を使っている。(補注:そのため全国どこのスタバでも味が統一されているようだ) コーヒーは、硬水より、軟水で淹れた方が美味しい。 ----------・・・----------・・・---------- <上野の感想> 私は、自宅でもアイスコーヒーは、毎年飲んでいました。しかし、ともにアイスコーヒー編だった「2023年6月11日、スタバ諫早多良見店コーヒーセミナー」でも、今回上記の「2023年6月16日、長崎時津店コーヒーセミナー」でも、つくり方(淹れ方)で強調されていた急冷式と、私は真逆のことを今までしていました。 私は、これまでのアイスコーヒーのつくり方で、ペーパーフィルター、ステンレス製のソロフィルター、コーヒープレスなどでコーヒーを淹れても、常温になるまで待って、そして、冷蔵庫または氷で冷やして飲んでいました。(「常温後に冷やす方式」) 今回の二つのセミナーでは、そのやり方はなく、グラスコーヒードリッパーに先に氷を適量入れておく。その後、ゆっくり、じっくりとコーヒーを抽出しながら先の氷で冷やすやり方=急冷式を強調されていました。私もセミナーでアシスタントの方から手取り足取り(笑い)教えて頂きながら、この急冷式を初めてやってみました。なるほど、確かに従来の「常温後に冷やす方式」より、香りがあり、コクがあるなあと思いました。 歳だけは70歳以上になっても、改めてコーヒーの幅広さと、奥の深さを実感しました。分からないことだらけなので、また、テーマの違うコーヒーセミナーに参加しようと今から楽しみにしています。 ----------・・・----------・・・---------- <用語解説> ・バリスタ(barista) =(デジタル大辞泉の解説より)「イタリアで、バールのカウンターで給仕をする職業。また、その人。エスプレッソなどのコーヒーやノンアルコール飲料を専門に扱う人をいう。」 ・ブラックエプロン(保持者)---スターバックスの店員さんは、緑色エプロンが定番である。しかし、中にはブラックエプロンを付けている方も見かける。この方々は、年1回のスタバ社内試験に合格されたバリスタである。つまり、コーヒー専門家ともいえる。なお、合格回数が増えるごと、胸の星の数も増える。あと、コーヒーセミナーの講師は、このブラックエプロン保持者の中で、さらに許可された方と聞いたことがある。 ・ロースト(roast)=(デジタル大辞泉の解説より)「 1 (省略) 、2 豆類をいること。」 ・シトラス(citrus)=(デジタル大辞泉の解説より)「柑橘類 (かんきつるい) 」に同じ。」 ・フードペアリング---コーヒーとフード(お菓子や料理など)で相性の良い組み合わせを味わうことで、さらに美味しさが増すという意味で使われているようだ。 ・ダークロースト(深煎り)---スタバの分類で、大別するとブレンドロースト(浅煎り)、ミディアムロースト(中煎り)、その次がダークロースト(深煎り)である。ダークローストは、いくつかのコーヒーがあるが、その中で一番の深煎りはフレンチローストである。 ・コーヒーセミナー関係ページ:「2022年12月21日、長崎時津店コーヒーセミナー(クリスマス編)」 「2023年6月11日、諫早多良見店コーヒーセミナー(アイスコーヒー編)」 「2023年6月16日、長崎時津店コーヒーセミナー(アイスコーヒー編)」 関係ページ:スターバックス長崎時津店 、スターバックス コーヒー ジャパン: Starbucks Coffee Japan |
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初回掲載日:2023年6月30日、第二次掲載:7月3日 |
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