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| (画像A) インドネシア、スマトラの地図(北西部の島) <上記の地図画像はスターバックス コーヒー ジャパン:より複写した> | ||||||||||||||||||||||
生産地を旅するセミナー、スマトラ編(概要報告) 講話のテーマ:「生産地を旅するセミナー、スマトラ編」 開催日時:2025年10月23日16時00分~17時00分 、 開催店舗:スターバックス長崎大村店 受講者数:8名 、 講師:ブラックエプロン保持者と、アシスタント <用語解説>スマトラとは、古代サンスクリット語で“黄金の島”の意味。(「スマトラ島の観光案内」サイトより) 注1:このセミナーは、概略で言えば講師の方がコーヒー産地として有名なインドネシア、スマトラ島を旅行され、コーヒー農園、栽培、収穫、焙煎、飲まれた経験の話しだった。他にも、スマトラの自然や街中の状況も話された。 注2:約1時間受講した上野には、講和内容を詳細かつ正確に書く能力がない。そのため、下記内容は、あくまでも概要のみである。また、途中で電話対応で約15分間の中座があたったことも含めて不足・不正確な記述もあると思われるので、あくまでも参考程度に閲覧願いたい。なお、趣旨を変えない範囲内で、ホームページ上の関係から分かりやすくするため、講話順を前後に変えたり、見出しや本文に太文字や補足をしながら書いている。 注3:このページ掲載写真は順不同で、上から順番や写真整理番号には、何の意味もない。
はじめに このセミナーは、スタバのサイトから引用すると次の<>内(青文字)に案内が表示されていました。 <インドネシア スマトラ島を実際に訪れたコーヒーマスターが、スマトラ産コーヒーのテイスティングと共に、コーヒーが届くまでの旅をご案内します。> また、スタバ長崎大村店内の掲示物=(写真2)から引用して書くと、次の<>内(青文字)のセミナー案内もありました。<スターバックスの個性豊かなコーヒーマスターが、お好みのコーヒーの選び方やフードとのベアリングなど、コーヒーをもっと身近に感じていただけるるようなアイデアやヒントをお伝えします。!! 10/23(木)16:00~ 生産地を旅するインドネシア、スマトラ編 11/7(金)19:00~ 季節限定 クリスマス編 今回は、スターバックスにとって大切なコーヒー生産地の1つであるインドネシア(スマトラ島)のコーヒー、SUMATRAについてです。 (概略の地図あり=掲載は省略) ・スマトラ島 、 ・世界で6番目に大きな島 、 ・日本の約1.25倍 SUMATRA 軽い焙煎も好まれるようになった今でも、スマトラは、創業当初の味を受け継ぐ深煎りの代表格です。 また、普通、コーヒーは収穫してから生豆の状態で保存すると、味が劣化しますが、インドネシア産は、貯蔵、熟成されることで独特の風味やスパイシーさを生み出します。 *生豆の状態で3〜5年熟成させたものをエイジドコーヒーとよぶ。> まずはコーヒーの味わい方について 今回テーブル上に出されていたコーヒーを前に、 コーヒーの味わい方ついて、「コーヒーを飲む時、香り、酸味、コク、風味を確かめて下さい」との話がありました。受講者も講師のやり方を真似て、やってみました。(写真A=テイスティング方法の説明ボード参照) さらに講師から、「飲んだら、それぞれの言葉で感想や印象を語れば、なお良いのではないか」ということでした。受講者からも飲んだ後、少し各々から感想がありましたが、その内容は省略します。 日本からインドネシア、スマトラへ 講師の方は、今年7月、日本から飛行機に乗りシンガポール経由でインドネシアに入国、スマトラ到着は、約11時間かかられたそうです。熱帯地域で気温は、30度位で暑く、そのため、少し涼しくなって人々が出かけるのか、交通も街中の人々も夜になって混雑しているとのことでした。 インドネシアは、人口約2億人で世界で4番目に多い国とのこと。そして、大小1万以上の島々から成る島国で、そのなかでもスマトラ島は、世界で6番目の面積を持つ大きな島だそうです。このインドネシアは、ずっと発展しつつあり将来、期待できる国とのことでした。 コーヒー農園 インドネシア2日目に農園へ。(画像A参照) この国は、熱帯地域なので高温で雨も多く、国の北西部にあるスマトラ島には、トバ湖(写真B参照)という世界最大のカルデラ湖があるそうです。そのトバ湖の大きさは、長さ100km、幅は約30kmもある。コーヒー農園周辺の標高は、約1200メートルとのことでした。 このような土地環境下、コーヒーの木は、良く育つが熱帯地域がゆえに製法、保存など他の地域にないインドネシア特有の方法があるそうです。(コーヒー製法の件は下記項目を参照) スマトラ式の半水洗式とは? この地域は、熱帯地域(高温多湿)なのでコーヒーの精製方法に、他の国と違ったスマトラ特有のやり方がある。それは、コーヒー(豆)を乾燥させるのに、二段階方式が用いられている。そのコーヒーの半水洗式は、まずは豆の果肉を取り除き一度乾燥させ、半乾きの状態で脱穀し、その後再び乾燥させるという二段階の乾燥工程に特徴がある。 生豆の水洗時、良い豆は重いので沈み、悪い豆は軽いので浮いている。乾燥後の豆は、(写真6参照)の左側= コロンビア産コーヒー(豆)、右側= スマトラ産コーヒー(豆)と明らかに色が違う」 コーヒー豆の選別と麻袋について 豆の良否の選別は、ベルトコンベアーで流れてくるところを全て人が見て、手作業で分けられていた。そして、この豆の25粒位の量でコーヒーのワンショット(ワンカップ)分が抽出できる。 また、(写真5と7を参照) この麻袋(豆の出荷時は一袋で60kg)に入れてコーヒーに染料などの匂いが付いて風味を壊さないように、麻袋に書かれた文字やマークなどの印刷用染料にも工夫されている。 コーヒーの2050年問題とは 皆さんは、『コーヒーの2050年問題』を聞いたことはあるか? 簡単に言えば『コーヒーの2050年問題』とは、地球温暖化による気候変動により、コーヒー栽培に適した土地(地域)の現象が原因で2050年までにコーヒーの生産量減少、品質低下、価格高騰などが心配されていると言うことだ。美味しいコーヒーが、そうなったら困る。 スタバでのリサイクル、肥料にもなる豆カス ここで、クイズだ。「スタバでは、次の①コーヒーの豆カス、②紙コップ類、③プラスチック類のゴミで一番多いのは、どれか?」 正解は、①コーヒーの豆カスだ。 この豆カスは、堆肥(肥料)にもなるそうで九州でも取り組まれ、スタバの九州各県では特に熊本県が進んでいる。 <(写真Dを参照)---上野の補足:スターバックス新大村駅前店では、この豆カスを「砂絵アート」にして子ども達ふくめて家族で楽しんでいる> スマトラコーヒーの特徴とフードペアリング 皆さんも飲まれた通り、スマトラコーヒーは、コクがある分、甘いフードと合うと思う。今日はシナモンロールを食べながらフードペアリングも楽しんでもらいたい。 アレンジコーヒー(カフェミスト)の試飲 今回アシスタントが考えられたスマトラコーヒーのカフェミストが、(写真9)のように配られた。ここからは、いつもブラックコーヒーで飲んでいる素人の上野の味見ながら、どちらかと言うとコクの強いスマトラコーヒーなので、このようなカフェミストにしてあると、別の味、ふんわりした感じにも思えた。 <上野の感想> 私は、スタバのコーヒーセミナーに7回ほど出席しています。〈詳しくは「「スタバあれこれ(もくじ)」から参照。ただし、HPへの報告ページ未掲載あり〉 そのような通常開催のセミナーと趣きを異にして、今回の「生産地を旅するセミナー、スマトラ編」内容は、聞くも見るも初めてばかりで勉強になりました。講師はじめ参加された皆様、ありがとうございました。 ----------・・・----------・・・---------- <用語解説> ・バリスタ(barista) =(デジタル大辞泉の解説より)「イタリアで、バールのカウンターで給仕をする職業。また、その人。エスプレッソなどのコーヒーやノンアルコール飲料を専門に扱う人をいう。」 ・ブラックエプロン(保持者)---スターバックスの店員さんは、緑色エプロンが定番である。しかし、中にはブラックエプロンを付けている方も見かける。この方々は、年1回のスタバ社内試験に合格されたバリスタである。つまり、コーヒー専門家ともいえる。なお、合格回数が増えるごと、胸の星の数も増える。あと、コーヒーセミナーの講師は、このブラックエプロン保持者の中で、さらに許可された方と聞いたことがある。 ・ロースト(roast)=(デジタル大辞泉の解説より)「 1 (省略) 、2 豆類をいること。」 ・シトラス(citrus)=(デジタル大辞泉の解説より)「柑橘類 (かんきつるい) 」に同じ。」 ・フードペアリング---コーヒーとフード(お菓子や料理など)で相性の良い組み合わせを味わうことで、さらに美味しさが増すという意味で使われているようだ。 ・ダークロースト(深煎り)---スタバの分類で、大別するとブレンドロースト(浅煎り)、ミディアムロースト(中煎り)、その次がダークロースト(深煎り)である。ダークローストは、いくつかのコーヒーがあるが、その中で一番の深煎りはフレンチローストである。 ・コーヒーセミナー関係ページ:「2022年12月21日、長崎時津店コーヒーセミナー(クリスマス編)」 「2023年6月11日、諫早多良見店コーヒーセミナー(アイスコーヒー編)」 「2023年6月16日、長崎時津店コーヒーセミナー(アイスコーヒー編)」 「2024年12月28日、諫早多良見店コーヒーセミナー(初級編)」 「2024年1月24日、新大村駅前店コーヒーセミナー(初級編)」 ・コーヒー関係ページ:「グアテマラ カシ シエロ(Guatemala Casi Cielo)」 関係ページ:スターバックス長崎大村店 、スターバックス コーヒー ジャパン: Starbucks Coffee Japan |
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初回掲載日:2025年10月27日、第二次掲載:11月2日、第三次掲載:11月10日 |
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