ログハウスの12か月
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長崎空港の夜景
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私のログハウスは、家自体はたいしたことありませんが、唯一の自慢は展望台みたいな見晴らしの良さです。リビングの吐き出し窓いっぱいに大村湾、西彼杵(にしそのぎ)半島、長崎空港、大村市街地が広がります。 海に浮かぶ長崎空港は、B滑走路(3,000m×60m)がありますが、そのほぼ中間地当りから直線で引っ張った位置に自宅があります。そのため、空港が端からはしまで良く見えます。(昼間の長崎空港の写真は、こちらからどうぞ) このページ掲載の夜景は、自宅上の田んぼから、角度をつけて、ややワイドレンズで撮ってますから、昼間の写真の方が普通の視覚に近いです。 夜景は、これで何回撮ったか分らないくらい挑戦しました。雲や煙突からの煙などは、まだ、可愛いいもので、中にはピンボケ、手ブレ、シャッタースピード間違いや彩度不足など、お恥ずかしい限りです。今回の写真も、当然マダマダです。 あと、昼間も夜間の写真とも、ワイドレンズ撮影になっているため、実際はもっと近くに大きく長崎空港は見えます。空港の夜間照明も、当然もっと明るく見えます。 グルグル回っているサーチライトも良く見えますが、飛行機のウィングライト、アンチコリジョンライト(衝突防止灯)、ランディングギヤライト(着陸灯)、ストロボなども見えます。色も赤、白、青、点滅など様々です。特に、離着陸時の飛行時がいいです。 このようなことを書けば、まるで、かつてのFM番組『ジェットストリーム』の名ナレーションと同じ感じです。 当然かかる曲は、オールディズの名曲「ミスター・ロンリー」となるのですが、このくらいにします。とにかく、飛行機ラッシュ時間帯は、なかなか見ものです。また、飛行機ほどの明るさはないものの大村湾に浮かぶ漁船の燈火も、一列に並んだように見えて、これはこれでいいです。 夜景と言えば私は忘れられないことがあります。それは、あるご夫婦が始めて夜に来訪され、しばし挨拶の後、「上野さん部屋の明かりを消していいですが」と言われました。「あっ、どうぞどうぞ」と申しますと、「しばらく、この夜景を楽しみたい」と、数分間でしたでしょうか、窓の近くでご夫婦立ったままでおられました。私なんぞは、毎日この風景を見ながら夕食とったり、コーヒー飲んだり、風呂に入りながらも同じ風景を見ていますので、なんとも思わなくなっているのかもしれませんが、少し驚きました。 照明器具と言えば、ログハウスの場合、蛍光灯より白熱灯が多いです。白熱灯の方が、丸太に似合うからだと思います。私も全室そうしていますが、パソコンや本などを読む場合、補助灯でスタンドライトも利用しています。白熱灯と言えば蛍光灯全盛時代に何かしら懐かしい感じもしますが、レストラン、居酒屋、喫茶店、式場などにいいそうです。 なぜなら、白熱灯の方が料理を引き立てるそうです。(蛍光灯で見る刺身料理など、ちょっと元気がないようにも見えるそうです)私にそんな至らぬ先入観があるためか、寿司屋や居酒屋で全照明が白熱灯をみると、「ここの大将は、照明器具までこだわっているのだなあ」と感心もしています。 最後に、夜景は夏よりも、やはり空気の澄んだ秋や冬、それも風の吹き終わった後がいいのかなあと思っています。私のログハウスまわりは、まわり何もない田舎ですが、それはそれで昼間だけでなく、こんな夜景の楽しみ方もあります。(掲載:2005年3月6日) |
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